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池上俊一 / 岩波ジュニア新書 (11件のレビュー)
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yumiko
正直なところ、時代の統治者の名前やその時代の領土の変遷にはついていけない(笑) でも3つの川についてはしっかり頭に入ったぞ。ライン川巡りの旅行は年寄り向け、何が良いんだろうと思っていたが、今はぜひ行っ…て要所となった歴史を味わってみたい。ドイツ史を知るとヨーロッパ史がちょっと深く見えてきた。日本人とは違う自然崇拝、「民族」という価値観で作られた歴史、芸術やドイツ人の思考を筆者は題名に沿って分かりやすく解説してくれている。続きを読む
投稿日:2023.08.15
ヒヤマトモヒロ
ざらーっとドイツの歴史をゲルマン以前から通して見たいときはおもしろいかも。森や山や川はあまり絡んでこないので、ドイツの人たちは森や川とどんなつながりを持ってきたのか深く知りたい人というはちょっと残念で…しょう。魔女の部分だけは面白かったです。あとは、まあ、そうでしょう、ってとこで。続きを読む
投稿日:2023.08.05
sasara
ヨーロッパ各国のテーマ史シリーズ。ドイツ統一は小国乱立と宗教対立などで1871年明治4年と日本より遅れる。 ライン川、ドナウ川、エルベ川とアルプスなどの山々と深い森は神秘的なゲルマン的物語、哲学、音楽…を育むも 産業革命時には森林伐採により自然破壊後ナチ時代は意外にも自然保護エコを推進。そして戦後は環境先進国のリーダーへ。民族主義的なドイツがなぜ一時期成立したのかが少しだけわかったような。歴史をいろんな角度から観るのも面白い。 続きを読む
投稿日:2021.09.18
かくりよ
自然環境との関わりを通して、ドイツ史を概観する内容。過去に現在ドイツ人と呼ばれる人々がどのように自然と関わっていたか、豊かな自然を通してどんなものを信仰していたか、影響を受けていたかが、分かりやすく…説明されている。近隣諸国との環境や考え方の違いの比較もされており、興味深かった。続きを読む
投稿日:2021.09.13
reachild23
中高生向けレーベルなのに4章あたりからついて行けなかったMy頭脳。 歴史書は通読してはいけない(戒め) そもそも西洋は宗教で喧嘩しすぎなんだよ! 血統マウントの取り合いでくんずほぐれつ大勢入り乱れすぎ…なんだよ! 高校時代日本史選択しなかった私が言えることではないが、島国の歴史を学ぶことがいかに簡単か思い知らされた気分である。 でも世界史のロマンチシズムが好きなんだな。 ドイツ史はまたチョー初心者向けの本を読むとして、グリム童話の下地に迫るべく、ドイツ文化に通奏するロマン主義の水脈を僅かでも掘り進められたことは一定の収穫だった。続きを読む
投稿日:2021.07.18
shyamazaki69
岩波ジュニア新書、池上俊一さんのスペイン史、フランス史に続いてドイツ史を読了。 長いヨーロッパ史において「ドイツ」という国が成立したのはごく近年のことですので、それ以前の歴史を遡ることはなかなか容易で…はなく、現にAmazonで検索してみても「ドイツ」の「通史」のような本はほとんどない中で、通史としての概観にまずまず成功していると思います。続きを読む
投稿日:2021.02.16
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