【感想】屈折くん

和嶋慎治 / 角川文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ゆーとぴあ。

    ゆーとぴあ。

    イカ天での姿を見て、完成されたバンドだと思っていましたが、デビュー間もない頃だったとは。映画「いとみち」の挿入歌で久しぶりに曲に触れましたが、どきどきするようないい曲でした。その間にこんなに豊かな物語があったのですね。
    「試練」「感謝」など、自分との向き合い方がとても真摯で、でも屈折していて。自分とはまったく違う生き方ですが、他人とは思えず、共感しながら読みました。
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    投稿日:2023.01.02

  • yardbackmyinnot1

    yardbackmyinnot1

     本書「文庫版あとがき」より和嶋さんの「おいしいトマト理論」を引用させてもらいます。

    「おいしいトマトになりたいんだったら、そしてそれが生を受けたものの唯一の意義だと信じていますが、苦しみにへこたれず、喜んで苦労すべきだと思うのです。」



     和嶋さんのこれまでの人生を綴った本書は、芸術を表現することに魅せられた青年の青春譚として、爽やかな読後感をもって「道は己で進め」「道は己で掴め」と諭してくれています。(人間椅子の楽曲「杜子春」の歌詞にもありますね)

     人間椅子のことを知らない人にも、人生の困難に直面した時の指南書として本書を手に取ってほしいです。
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    投稿日:2022.11.06

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