【感想】おばあさんが帰ってきた

キム・ボム, 米津篤八 / 光文社
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
0
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • yoshio2018

    yoshio2018

    家にいた僕はドアのベルが鳴り続けるので、二十三回目のベルに耐えきれずに起きた。ドアスコープを覗くと小柄な老婆が立っていた。誰かと尋ねても返事がない、もう一度聞くと、自分はチョン・クッスンと名乗り、「ここはチェ・ダルスの家か?」と聞く。ドアを開けた僕の脇を通り抜けて応接間のソファーに座った老婆に「どちら様ですか?」と再び聞くと、「お前のおばあさんだよ」と答えた?光復節を前に腸チフスで亡くなったというおばあさんが復活した!死んだと言われていた祖母が突然帰国し、それも60억원もの大金を家族にあげようというのだ。家族みんなが、僕を含めて、その大金に釣られないわけがなかった。腸チフスで亡くなったと聞かされていた祖母は、祖父を裏切り日本人と一緒に日本に逃げ出したという…。祖母の態度に右往左往する家族。そしてだんだんと明かされる祖母の過去。韓国の郷土主義、男尊女卑、保守と革新の対立、IMF危機、色々なことがごちゃ混ぜに入っているお話だ。韓国の風土の一部が見えるかもしれない。面白かった。続きを読む

    投稿日:2023.11.20

  • 光文社 文芸図書編集部

    光文社 文芸図書編集部

    死んだことになっていたおばあさんが、ある日突然60億ウォンもの資産を持って帰ってきた。その日から一族はみんな〝大金〟を巡り、右往左往し始める。〝笑い〟のち〝涙〟の家族間戦争! 韓流ドラマファン必読のジェットコースター小説。続きを読む

    投稿日:2022.07.27

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。