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敷島シキ, カオミン / 角川文庫 (12件のレビュー)
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ANZ
このレビューはネタバレを含みます
死者が見える新人刑事と、ゴスロリを着こなし人を寄せ付けない法医学者の一風変わったコンビもの。 解剖学に基づく知見・推理力をベースに事件の真相を解き明かしていくストーリー。解剖シーンの丁寧な描写や登場人物たちの疑わしさがテンポ良く展開され、どんどん引き込まれました。 物語の中で描かれるマスコミやSNS上での過剰なバッシングは、近年社会問題になっている事例でもあり改めて考えさせられます。しかしその被害について異なるキャラが似た言葉を用いて長文で訴えかけるシーンがあり、そこに作者の思想を感じてしまったのは残念。物語の山場となるシーンで主人公に入り込んでいたのにスッと現実に戻されるような感覚を覚えました。
投稿日:2024.02.28
ちとせ
殺された人の幽霊が見える刑事と、ゴス衣装の法医学者が事件を解決していく〜という、一風変わったコンビだけれど、幽霊が見えるからといって犯人がわかるわけではないので比較的地に足ついた展開ではある。 話のテ…ンポも良くて面白いんだけど、いまいち入り込めなかった。続きを読む
投稿日:2023.11.03
かびん
面白かった! 犯人は誰?っていう本の帯がまさにその通り!って感じでした。 犯人に行き着くまでの展開がめちゃくちゃ面白かった! 続編があって欲しい一冊です!
投稿日:2023.10.15
recollection
解剖シーンや専門用語的なものはそこまでなかったので読みやすかったです。主人公は殺されてしまった人の幽霊が見えるという設定ですが、幽霊のおかげで事件解決!というよりは、解剖で真相を解き明かしていくといっ…た内容です。 解剖医、霧崎真里(きりざきまり)の過去が気になりました。 少しだけ出ていたけれど結局どうなったのか…? 続編はあるのかな? あと主人公、祝依然(いわいぜん)の名字の読み方が時々分からなくなってしまいますね… 続きを読む
投稿日:2023.09.04
カツ
面白かった! 幽霊の見える刑事と、ゴスロリファッションでコミュ障の解剖医という二人の主人公のキャラクター造形がいい。読んでいて応援したくなる二人。 また、キャラクター小説としてだけではなく、解剖学の知…識も興味深い。 ミステリとしては少々不満は残りつつも、楽しく読ませてもらった。 初読みの作家だったが、もっと他の作品を読んでみたいと思えるような小説だった。続きを読む
投稿日:2023.06.04
goya626
殺された人間の幽霊が見える主人公ー自殺だと見えない、おやまあ変てこな設定だが、この主人公が単なるへたれじゃないところはいいね。地雷系ゴシックロリータ女子の解剖医も相手役として不足なし、というかほとんど…こっちの個性で物語が成り立っている感じかな。最後のあたりのどんでん返しぽい展開もいいね。続きを読む
投稿日:2023.02.21
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