【感想】ウクライナ戦記 不肖・宮嶋 最後の戦場

宮嶋茂樹 / 文春e-book
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 臥煙

    臥煙

    61歳、これが最後の戦場だという戦場カメラマン渾身の戦場ルポ。

    日本のほかのメディアよりいち早くフットワークよくウクライナ入りしたカメラマン。テレビだけでは分からないリアルなウクライナの姿。WiFiが使えたり食料事情良くガソリンも購入できるという不思議な世界。悲壮感はなくどこかようきなウクライナの人々。

    ちょっと取材から出版までの期間が短いのか、中身がこなれていないが写真の持つ説得力はさすがである。
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    投稿日:2023.01.02

  • 澤田拓也

    澤田拓也

    宮嶋さんはイラク侵攻時のバグダッドにも赴いた戦場カメラマン。ウクライナで戦争が始まると聞いて写真家 宮嶋茂樹がいても立ってもいられずに、戦場に向かってそこで見聞したことをレポートしたもの。驚くのは、日本の大手マスコミがほとんど顔を見せていなかったということ。おそらくは社員を命の危険がある場所に行かせることはできなかったのだろう。気概は買える。
    ただ、もしかしたらフリーのカメラマンが行って取ってこれる情報や絵は、もはやこの時代においては昔ほどの価値はないのかもしれない、と本を読みながら思っていた。先ほど日本の大手マスコミが行っていないと書いたが、日本人がその場にいなくてはいけないということでもないのかもしれない。ウクライナに関する本としては、豊島晋作の『ウクライナ戦争は世界をどう変えたか』の方が読んでいてウクライナ戦争のことをよく知ることができた。そこで問われていることも深い。

    戦争も変わるし(それほど変わっていなかったという見方もあるが)、ジャーナリズムも変わるのかもしれない。

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    『ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」』(豊島晋作)のレビュー
    https://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4046059311
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    投稿日:2022.12.21

  • inossh

    inossh

    このレビューはネタバレを含みます

    2022年3月時点でウクライナに行った日本人カメラマンは貴重種だったという以外にあまり読むべき点なし。
    この時点でウクライナが勝つと断言している点では先見の明があるといえるが。

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    投稿日:2022.11.14

  • 文藝春秋公式

    文藝春秋公式

    【怖い……今度こそ帰ってこれないかもしれん】報道カメラマン不肖・宮嶋。ロシアによるウクライナ侵攻が始まり現地に入る。激戦地の取材から見えてきた「戦争の真実」とは。

    投稿日:2022.07.12

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