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ジェフリー・S・ローゼンタール, 石田基広, 柴田裕之 / ハヤカワ文庫NF (8件のレビュー)
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総合評価:
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kattebooks
いや、率直に面白かったです。 統計学の話と聞くと、数式とか数字が出てきてめっちゃ小難しい話と思われがちですが、この本では、そのような事よりも、実際の生活での出来事を統計学の考え方を下に説明するので、…“小難しくてわからない”という事はありません。 でもね、宝くじの期待値が、競馬よりも低いことはわかったうえで、夢を買っているんですよとは主張したいwww続きを読む
投稿日:2023.10.29
komoda
KNOCK ON WOOD: Luck, Chance, and the Meaning of Everything https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdet…ail/000000014736/続きを読む
投稿日:2023.08.14
mk04
人間は「魔法」「運命」といった超自然的な現象を信じたがるが、冷静に分析するとなんの変哲もないただの偶然であるということを教えてくれる。 第6章「射撃手の運の罠」で説明される、陥りがちな偶然の運の罠が…、世の中で起きる多くの奇跡や幸運を説明する手がかりとなる。 ポイントは、自分にそれが起きればとてもラッキーだが、ランダムな誰かに起きる確率は結構高いという点。 宝くじの高額当選を夢見たり、偶然の出来事に意味を見出すことは社会を生きる上での潤滑油になり得るが、医学の分野や、命に関わる情報に老いては統計的な視点を持ち、冷静な判断をしたい。続きを読む
投稿日:2023.07.05
勇気の花
つまりは、宝くじに当たるのも人生真っ当に寿命を果たすのも、結局は偶然ということなんだろうな。こうすれば当たるかも、こうすれば悪いことは怒らないかも、という日常は楽しさもあるし安堵感もあるけれど、100…%の保証はないわけで。 まぁ、色々な本をこれまでもこれからも読んできたし読んでいくのだろうけれど、日々が満たされた状況は幸せだろうけれど、もう読みたい本がないという状況はやはり自分にとっては不幸なのだが、それでもやはり満たされた日々を過ごしている偶然に、恵まれたいものだな。続きを読む
投稿日:2023.06.04
debuipipi
運や迷信,運命を信じたがる人たちの事例集といったところか.事例がずらずら続き,話が深く発展しないので飽きてしまって途中で投了. 読んでいて,思ったのは西洋の方がこういうことに囚われやすいのではないか…ということ.預言を成就し,運命に従って死んでいった人が広めた宗教の影響が強いのではないか.「大学教授のように小説を読む方法」を読んだときも西洋の小説において聖書の深い影響を感じざるを得なかったけれど,これが社会のいろいろなところに顔をだしているということか.続きを読む
投稿日:2023.04.13
sakaiX
タイトルが本書のすべてを表している。 宝くじなどのギャンブルや、傍から見ると運命とか奇跡としか思えないような出来事について、それらの事象は果たして「偶然」なのか、はたまた何かしらの作為(神の手を含めた…もの)が介在した「必然」なのかを、確率や統計学の観点から判定し、結論からいうとほとんどの事象は「偶然」として説明できる、というのが本書の大まかな内容である。 結論が最初から分かっているので、新鮮な驚きを得ることはあまり無く、人間がなぜ「偶然」を否定し「必然」を欲するのかの説明も44ページ目で早くも述べられている。一部の判定で使用される「統計的に有意か否か」および「P値」についても12章で軽く説明されているくらい。なので知識を得ることを目的にして本書を読むと、あれれと肩透かしを食らうかもしれない。 では本書の読みどころはというと、400ページにわたって挙げられている様々な事象を、ユーモアと皮肉たっぷりに著者が解説するさまを味わう点にあると思う。冗長と言ってしまえばそれまでなんだけど、よくもまあこれだけのネタを手を変え品を変え、うまいこと料理したもんだなあと個人的には感心した。続きを読む
投稿日:2023.03.05
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