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井原忠政 / 双葉文庫 (14件のレビュー)
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hori2221
このレビューはネタバレを含みます
良い。 良い。 武士というより、管理者になってきた。 真田はやっぱり戦上手。具体的な描写が素晴らしい。
投稿日:2024.03.09
おのひろ
このシリーズ、引き込まれました。 追いつくまでは最優先で読み進めています。 茂兵衛のキャラが良い。 よく人の面倒をみて、人を活かしている割にクールな面もあり、そのくせ命を張って人を救ったり。 苦労の…連続と成長、出世、そしてまた輪をかけたような苦難の連続。歴史のターニングポイントにも絡んで本当にこんな感じだったのかなぁって臨場感続きを読む
投稿日:2023.11.30
dsukesan
上に立つ者は愛嬌が必要 台風も、下を向いてじっと耐えていたら、いつのまにか通り過ぎていく 言葉一つで気持ちに火がつくか、つかないか 部下の間の関係を読み解く家康 家康をちゃんと読んでなかったので、時…系列で起きたことと、徳川家が大きくなっていくことを、知る良い機会。 そしてそれを、一雑兵からの視点で見ていくという面白さ。 どうする家康と合わせて読み進める一年。 人情の機微と歴史と娯楽を楽しめる。続きを読む
投稿日:2023.11.03
はるパパ@ファミコンしようぜ
Audible読了 真田編きた。この作品で真田昌幸は、実に食えないオヤジだ。政治オンチの茂兵衛の対極的存在。とにかく活躍してくれないので、必然つまらない。 昔ファミコンで『真田十勇士』というソフトがあ…った。そのパッケージのイラストがかっこよくて、なぜか真田=いいもん(笑)のイメージを抱いたままだった。私の内面はどんだけ成熟できてないんだか。 その中で、これまたサラリーマンに置き換えるには憚られるようなフレーズをみつけてしまった。 ── 雑兵は上役の命に従うのみだ。死ねと言われれば死に、生きよと言われれば生きる。自分の未来を自分で決めることができない。どうせ思い悩んでも自分の思うままにならないのならば、いっそ考えないでおこう(中略)思い悩むことのできない牛馬とは違う。できるけど、やらない。そういう選択もあっていい。 このシリーズ全体を通して、再三にわたりバカと怠け者と泥棒の集団だと揶揄され続ける槍足軽たちの扱いたるや。もはや茂兵衛が出世しすぎてしまい、どちらかと言われれば雑兵の方にこそ共感してしまう今日この頃。戦国の習いとはいえあまりに軽薄で切ないではないか。 戦場に出れば傷を負い、手足がもげ、最悪帰っては来られない。そんな刹那的な存在に、つい心を持っていかれるのだ。 出世は、命懸け。今時の価値観にまったくそぐわないのを承知の上で、しかしこれが男の使命なんだと思う。 あ、おっさん?はいはい。続きを読む
投稿日:2023.09.07
yappinkun
小牧長久手の戦いの後始末で家康の次男於義丸を大阪まで護衛し、秀吉と面会した茂兵衛。秀吉の迫力に圧倒され、刺し殺す事もできない。 北条との関係を考え、沼田を真田昌幸からとりあげようと画策する家康。茂兵衛…は、真田昌幸のもとへ日参し、情報収集を試みるも、煙にまかれ、ついに上田合戦が勃発、殿軍として奮闘する茂兵衛は、最後に単身、敵の陣中に突撃する。続きを読む
投稿日:2023.04.08
nono
三河雑兵心得シリーズも9巻目。 茂兵衛が上田の合戦で殿軍となり部下を助けるべく奮戦の後に討ち死にしたか。。。というところで終る。 次巻もあるので捕らえれて生き延びるのだろうな、と。 一気に読ませる面白さは健在で飽きることが無い。 戦国合戦の下層階級である雑兵たちのリアル。 そこには救いも無いが主人公の明るさや思いやり、人間関係の面白さが楽しめる。 まあそんなことは実際は無いよな、と思う処もあるがそこはそれ物語。楽しめればOK。 作品紹介・あらすじ 茂兵衛、上田に死す!? 信濃の沼田領の帰属をめぐって真田昌幸と対立が深まり、家康は出兵を決意する。出陣した茂兵衛は、逃げ遅れた部下を助けようとしたところを捕らえられ、虜囚の日々を過ごすことに。一方、徳川勢では「茂兵衛、討死」の報が流れていた。戦国足軽出世物語、第9弾!
投稿日:2023.04.02
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