【感想】わたし生活保護を受けられますか

三木ひとみ / ペンコム(インプレス)
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ゆうすけ

    ゆうすけ

    今年から生活保護に近い層の困窮者に向けた、新たなコンサル事業を展開する予定の為に、こちらの本を読ませて頂きました。
    私も三木ひとみ先生のような扶助精神というものは昔からあり、どのような形で1人でも多くの生活を手助けできるか熟考している最中です。
    もちろん私はビジネスとしても考えなければならない立場の上、難しい壁がこれからも容赦なく訪れるでしょう。
    ただ、この書籍が見せてくれた生活困窮者への振る舞い方というものは、私の背中をいつまでも押してくれるような気がしました。
    単なる生活保護の申請の方法を記載している書籍ではなく、人としての厚みを、相手を思う熱さと共に、与える力の無限さを示してくれています。

    とにかくこの本で救われる人は、たった今の生活困窮者だけではなく、人道的精神の微々たるきっかけを求めてたり、興味がある人も該当するでしょう。
    救われたら救うだけ。それが一人ひとりの役目でもあり、人としての素質や資質かもしれない。
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    投稿日:2023.03.18

  • さっく

    さっく

    このレビューはネタバレを含みます

    図書館の新刊コーナーから。

    ドキュメンタリーかな、と思って借りてみたら、実務的な本だった。

    リーマンで職を失った経験があるので、もしかしたらお世話になっていたかもしれない制度。
    1日3食取る生活が送れていないほど困窮しているなら、とはっきり書いてくれているのがありがたい。

    生活保護に種類があるのは知らなかった。
    保護を受けながらお金を借りたら、減額されるというのも知らなかった。

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    投稿日:2022.10.17

  • suzuka

    suzuka

    2022/08/28予約 1

    生活保護の誤った認識を改めてくれた本。
    申請時に水際対策で行政に受け付けてもらえないことがある、結局申請さえできない。
    悪徳業者が生活保護を巻き上げ、ほんのお駄賃程度をもらい狭いところに押し込まれて生活する。
    そんなイメージでした。
    でも権利として、きちんと申請する、一日も早く、一日三食取れないなら、それを伝え保護を求める、それはしてもいいことなのだ、と。

    あと生活保護申請後に、お金を貸したりはできない、そのような細かいことを知りませんでした。
    著者の三木ひとみさんは、自分の過去の経験から、同業者になんと言われても、このような相談がなくなるまで、日々続ける、と。
    なんとも頼もしい先生だと思います。
    このような志の高い人がたくさん政治に関わっていたら、そもそもこんなことが起こらないのに…
    私の生活は、フルタイムで生活していますが、子どもの大学の学費などでいっぱいいっぱいの生活です。もちろん使える制度はすべて使っていますが、生活保護世帯にならないぎりぎりのラインです。
    持病があるので、これにもお金がかかり、どうにもならなくなったら、生活保護を申請しようと思いました。

    日本で、東京で生きていくのは、本当にきついです…
    沢山の人に手にとってほしい本です。そして周りにそんな人がいたなら、この本を教えてあげてほしい。
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    投稿日:2022.08.28

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