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永野水貴, とよた瑣織 / Celicaノベルス (1件のレビュー)
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総合評価:
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いこ
このレビューはネタバレを含みます
前作のラストの終わりが終わりだったので、その後の二人はどうなったんだろうかとそわそわしながら待った3巻。 寧ろそのときの衝撃を吹き飛ばす勢いのラストだったのだが、それはさておき(今回もまた凄い場面で終わっているので、4巻発売まで歯を食いしばりながら待つ羽目に) 師弟の間に決定的な亀裂が入ったのではと思われたところからスタートの3巻。 ただ二人の「間違っていた」距離感を修復するなり終わらせるなりしようにも、異界の方が待ってはくれなかった。 イレーネの更なるトラウマを蘇らせる存在に異界の異変。 二人の関係性以上にハラハラする展開を追いかける羽目に。 ただでさえ、色々と精神的に揺さぶられているイレーネが大丈夫か心配になる。 ロイドは一人で抱え込むなというけれど、きみがブライトの息子であり、サルティスを持ち去る敵である限り、イレーネは決して彼に真の意味では助けを求めない、求められない。 そもそもまだイレーネのかつての想い人がブライトだとはロイドに明らかにはなっていない。 救い(?)は、ロイド自身がブライトを好きではない点か。 今回の挿話では、そんな複雑な親子の話があったし。 寧ろ知ったら、前から言ってはいるが、親子の縁は確実に決裂するだろう。 その展開を見たいというのは、悪趣味だろうか。 ただ上記の通り、イレーネとロイドの精神的な歩み寄りなり決裂なりを迎える余裕は展開的に全くなく、寧ろ身体的危機を迎える羽目に。 ……まあ、それまでは何だかんだでのスキンシップなりイチャコラはあった気はするが。 まだ互いに自覚なし二人の初触れ合いが、人命救助になろうとは(何の触れ合いかは伏せ) しかもロイドを救う方。 あのロイドが危機的状況になるとは思わず、読んでいて「えええ!?」となった。 そして、そこで終わるという。 だから、何と殺生な!! 胃をキリキリさせながら、続きを懇願する日々の始まりである。 サルティスのツッコミとコメディ部分が本当に救いだよなあ、この話。 精神的オアシス。 ありがとう、きみのお陰で毎回助かってます。
投稿日:2022.07.18
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