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真山仁 / 文春e-book (26件のレビュー)
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総合評価:
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haji07-2024
04月-06。3.5点。 富永検事シリーズ。沖縄に異動になった富永、妻が夫を刺殺した事件を捜査する。一方、自衛隊のエースパイロットが新型戦闘機で墜落死して。。。 沖縄の問題を一冊にまとめたような感じ…。沖縄のDV事情がこんな感じとは。続きを読む
投稿日:2024.04.15
につ
このレビューはネタバレを含みます
感想 沖縄に巣食う問題に正面から切り込む。筆者特有のリアリティが光るが、登場人物が多く、場面が目まぐるしく変わるため、ついていくのがやっと。大まかを理解できればいいのだが。 スクランブルが増え、負担が増大する現場、パフォーマンスで他県からやってくる運動家、沖縄はどうなるのか?日本は誰が守っているのか、誰に皺寄せがいっているのか、考えさせられる本だった。 あらすじ 舞台は沖縄。日米で共同開発したF-77戦闘機。空軍のエース我那覇は、戦闘機の操縦に一部違和感を感じていたが、そこはアメリカが機密にしている部分で原因が明らかになっていない。 ある日のスクランブルで、我那覇が操縦するF-77が喜屋武岬に墜落し、タクシーを巻き込む。 一方、金城華は夫を殺害したとして検察の取り調べを受けていたが、曖昧な供述が目立つ。 沖縄に根付く基地問題、自衛隊、未成年事件などを切る小説。
投稿日:2023.11.05
shinpapa
118基地と貧困と逃げ出せない環境と、難しい課題山盛りの本作。やりきれない思いもあればだらしない政治への怒りも湧く。正しいことを正しいと言える国であってほしい。
投稿日:2023.10.05
ルカルド
本編のストーリーを楽しむ作品というよりは、政治的な背景なども含めて読み進める作品でした。 それぞれの国、登場人物に立場や役割があり、譲れないところが描かれていると感じました。 良くも悪くも真山仁さんら…しくない作品だと感じました。(読み終えたあとに作者名を再度確認してしまいました)続きを読む
投稿日:2023.08.27
keyakishibuya
普通なら,面白くないわけないメンツが登場してるし,舞台が沖縄. 基地問題,貧困,教育,などなど沖縄の問題を抉る…重厚で読み応えある作品間違いなし! …と思っていたのだけど… 流石の真山仁も,「沖縄」は…描ききれなかったなぁ,と. そもそも視点が自衛隊側からの要素が強すぎて問題点が羅列されているだけで空中分解してしまっている. ヤマトと沖縄,アメリカ…その構造的な差別や偏見,そこを描くには内容が薄すぎるし,敢えてなのか,調査不足なのかわからないけど,その構造的差別そのものの描写を批判なく垂れ流してるあたり,ちょっと真山仁らしくない,消化不良な作品だった. 事物の描き方もコラプティオやハゲタカに比べると随分ぞんざい…残念. とは言え,そこは真山仁ですから,沖縄にルーツがない人ならそこそこは楽しめるかな,と.続きを読む
投稿日:2023.06.03
ブーレ
冒頭のインパクトある「墜落」からダイナミックな内容を期待していたがそこまでではなかった。 2つの話を中心に進んでいくが、それぞれが交錯することなく沖縄の事情を読者に伝えるだけに。 真山さんの真骨頂とは…言い切れず。 ただ題材は良いと思った。続きを読む
投稿日:2023.03.10
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