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稲垣理一郎, 池上遼一 / ビッグスペリオール (2件のレビュー)
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総合評価:
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ホン・ヨンドル
このレビューはネタバレを含みます
【あらすじ】 青天井の痛快。底なしの感動。 株式会社トリリオンゲームの前に立ちはだかるIT王者・ドラゴンバンク。メディアをも傘下に持つ巨大な敵に勝つために、ハルは自力でメディア帝国を築くと宣言!手始めに大手芸能事務所・ゴップロの経営権に狙いを付ける。一方、20億円の資金調達をしたガクのソシャゲ開発は・・・!? ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
投稿日:2024.01.20
エフハリスト
時々挟まる未来(会社を成功させた後)のガクの方でハルの不在に触れた後に、ハル抜きでガクが奮闘した過去話を描くという完璧な構成の巻でした。一巻でハル、ガク共に長者番付に載っていたので亡くなったり喧嘩別れ…したわけではなさそうですが続きが気になりますね。そもそもハルだけじゃなく凛凛の行方も気になります。水樹さんがガクに付いているのでガクが見捨てられた線もなさそうです。ハル・祁答院・凛凛の三人で何かしてるのでしょうか?もしかすると未来のハルは『Dr.STONE』のように月などの宇宙に行ってるかもしれませんね。「トリリオンじゃ物足りない。もっと資源も技術も持っている宇宙人を口説きに行く」なんて言って。 メディア帝国を作るという大きな目標のために芸能事務所乗っ取りとソシャゲ開発が並行して動いているので、単行本派は最初戸惑うかもしれません。自分も「何やってるんだっけ?」と思いました。 ガクがハルのウソやハッタリ、悪い手を使ってでも最短で行くスタイルに疑問を感じ独り立ちするのが本書のメインですが、ガクはセクチャンやホストとハルほど目立つ行動をしていないだけで十分に自分の殻を破るようなことをしているので、作者が意図していそうなほどの驚きはありませんでした。キリカの一面と凛凛の想いの方が印象的でしたね。パストラバーサルをパストラ・バーサルで分けるのは違和感ありました。 一巻でハルとガクが一緒に動いてることに価値があることと友情パワーが凄いから壊れないことが強調されていましたが、成長したガクとの関係はどうなるのか、そもそも未来のガクの描写と一致しないのではないかというところが気になりますね。ガクのドラゴンバンク面接の時の伏線も回収してそろそろ展開なくなってきたのではと思ってたところに気になる情報が出て来ました。流石ですね。次巻も期待しています。続きを読む
投稿日:2022.07.05
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