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吉川英梨 / 角川書店単行本 (48件のレビュー)
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総合評価:
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のあ♪
2024/5/3読了。 このブクログでたくさんの方達が高く評価していらしたので、私も、と手に取った本。 今時珍しく、心の優しい人たちしか登場しない、心温まる作品で、うるっとしてしまったことも数えられ…ない。 いわゆるお偉いさんたちも皆さん、ユーモアがあって、話が通じるところも良い。 主人公の「桃ちゃん」だけでなく、登場する全員に幸せになってほしい、と心から思った。 それだけ、それぞれのキャラクターがしっかり書き込まれてるのだと思う。 海上保安学校や海上保安庁という、普段あまり馴染みのない世界も垣間見ることができたのも良かった。 吉川英梨さんの作品、また読みたい。 続きを読む
投稿日:2024.05.06
につ
このレビューはネタバレを含みます
感想 海保学校の熱血物語。主人公の桃地はちょっと頼りないところがあるものの決める時は決める姿がかっこよかった。 あらすじ 桃地は海上保安庁の主計に勤めて、20年、独身だ。ある日同期のマドンナでヘリの操縦士の高浜彩子が訪ねてきた。彩子は肝臓がんで余命1年だという。桃地は居ても立っても居られなず、彩子の入院する舞鶴に異動願いを出す。 赴任した桃地は自殺者が出たクラスの担任をすることになる。学生の1人から彩子の病気を治す方法として生体肝移植を知らされる。家族が肝臓を提供できるため、桃地はダイエットして脂肪肝を治すことと、彩子にプロポーズを受け入れてもらうため努力する。また、彩子の息子が海保学校に入る予定だったが、母親のために断念するというところを桃地が説得して入学を果たす。 彩子と無事結婚して、肝臓の適合を調べるも、桃地とは不適合であり、移植を諦める。残された道は息子から肝臓をもらうことであったが、息子の身体を傷つけたくないと彩子は頑なに受け入れないのであった。 桃地はクラスの学生が卒業出来るように導きつつ、彩子が生きられる道を模索する。
投稿日:2024.05.01
いちご
海蝶のシリーズがとてもよかったからこの作品も読んでみたのだけど、とてもよかった。 熱いストーリー展開にひきこまれた(◍•ᴗ•◍)
投稿日:2024.04.29
くにちん
私がフォローしている方の評価が高かったので読んでみました。 1人の海上保安官とかつて思いを寄せ余命宣告された同期の女性、残りの期間を近くで過ごそうとなかなかの行動にでます。 海上保安学校の登場人物のエ…ピソードそれぞれで、ちょちょいうるうるさせてくれる。 最後もそっちなのって、感動しました。続きを読む
投稿日:2024.04.28
まこと
ブクログBEST USER AWARD 2023でSilverを受賞されたひまわりめろんさんのお勧め本です。 ブク友さんの間で大人気になり、何名もの方がレビューされている人気の作品です。 吉川…英梨さん初読みでした。 海上保安庁 主計管理課の桃地政念45歳独身。 桃地は同期だった海上保安庁女性操縦士の高浜彩子が肝臓がんのステージ3であることを知り、彩子のいる京都の舞鶴の海上保安学校に異勤します。 彩子はシングルマザーで20歳になる息子で海上保安学校の生徒、悠希がいます。 悠希の父は当真航希という桃地の親友で享年24歳で東北の海で殉死しています。 桃地は、彩子に生体肝移植という治療法があるのを知りますが、彩子は「生体肝移植はしない」といいます。 それは生体肝移植は家族間でしかできないからでした彩子は息子の悠希の身体を傷つけたくないと大切に思っていました。 桃地は悠希が五歳の時に彩子から逆プロポーズされていますが、断ったという過去があります。 でも、もう一度こちらからプロポーズして、桃地は彩子と家族になり生体肝移植をしようと考えます。 彩子は、脂肪肝のためダイエットを始めた桃地をみて、すぐに気づいて「桃地と結婚はしない」と今度は言い返しますが…。 男と男、男と女の厚い友情、信頼の物語でした。 桃地のプロポーズシーンはとても素敵でした。 ブクログ内でもの凄い人気になっているので一体どんな作品か、これは読んでみないとと思いました。 紹介してくださったひまわりめろんさん、ありがとうございました。 その人の紹介する本はその人のなりを現わしていると、おっしゃられるひまわりめろんさん。 ひまわりめろんさんは、きっと友情に厚いお方なのでしょうね。 ブク友さんいじりをよくされているのをお見かけいたしますが、あのブク友さんいじりがシャイなひまわりめろんさんの友情の裏返しなんですね。きっと。続きを読む
投稿日:2024.04.24
shukawabest
一途。 メタボな中年桃地と、海上保安庁の学生たちが共鳴する、教官・学生の立場を超えた、それぞれの青春物語。 こうしたい、こうありたい。 成就しても、その途中で挫折したとしても、その姿はとても美しく羨ましく尊い。 大切な人を何年も思い続ける気持ち、世の中や、人の役に立ちたいという信念から職業を志すということ。 とても眩しくて、これぞ、小説が存在する意義なのだ、と感じ、2回続けて読み返してしまった。 読みたい、と思わせてくれた、フォロワーさんたちのレビューに、改めて感謝したい。
投稿日:2024.04.19
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