【感想】N/A

ページ数が少ないので、サラッと読むことができた。多様性だなと理解できた。主人公の女の子の悩みに共感できるところもあった。

村田先生の書評みて思ったけど
物語の中で、気がつけていない感情が潜んでいそう
それが何かすら分かっていない

タイトルが良くないよなあ、、、勿体無い。あんまり読みたいという気を起こさせない、、、この内容ならもっといいタイトルがあったように思うが。
うまいなあと思うところも多々あったが、違和感への表明系の小説は…古今東西溢れかえっていて、ちょっと胸いっぱいかなあというところ。女子校の描写がらしくて良かった。続きを読む

女性の生理について、
性差を超えたかけがえのない他人について、
女子校の人間関係について、
とってもリアルに描かれていて男性のわたしも分かったフリをしてしまいそうになるくらい分かりやすかったです。

…生理の描写で股から垂れる血とかその時の対応方とかはどうやっても経験できないことなので驚きました（もちろん小説なことはさておき）

LGBTの方がLGBTとしてカテゴライズされて本人の輪郭をきちんと理解しようとしないもどかしさや、世間一般の論調に合わせたして接し方に対するモヤモヤも肌で感じました。

LGBTに限らず、サラリーマンはこう！主婦や高校生はこういう人！という無意識の決めうちがその人の個性を殺しかねない続きを読む

今まで読んできたマイノリティが描かれているものの中で断トツ胸をえぐられた。でもマイノリティってカテゴライズされるのも違和感があるということも感じた。受け止めてほしい、それだけでいい。生理の話、友人との…こと、｢かけがえのない他人｣のこと。心情描写が上手いし、わたしが現役女子高生なこともあって共感できる部分がとても多かった。もし友人がLGBTQだと知ったとき、わたしも翼沙と同じような言動をしてしまうかもしれない。たとえ共感できなくても、受け止めることはしたいと思った。(2023.12.)続きを読む