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石田リンネ, ごもさわ / 富士見L文庫 (2件のレビュー)
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いこ
このレビューはネタバレを含みます
オフィーリアの覚えなくていい語録に新規単語登録されなかったことに安堵しつつ。 でも、何だかんだで割と怒ってましたね、オフィーリア。 今回は王弟ジョンの死に戻りからの犯人捜し。 前回は様々な思惑というか殺意が折り重なって複雑さを招いたが、今回は真逆の話だったように思う。 作中あるキャラも言っていたが、真相が分かってみれば至ってシンプルである。 何だったら殺意もない。 感覚としては、今世間を騒がせている炎上事件に似ていると思う。 その後に起こる騒ぎと責任を深く考えずに実行しちゃう危うさ。 炎上事件の方は損害賠償請求などで人生が破綻するが、この物語では、犯人は呪いのせいで容赦なく死ぬ。 人生の破綻ですまない、命が持っていかれる。 殺した相手に殺意を持っていようといまいと、故意か偶然かも考慮されない。 何せ、相手が妖精だから、情状酌量など考慮してくれるわけもない。 犯人と併せて結構衝撃的な展開なので、これから読むという人はお覚悟を。 この物語に、後味のいい展開は訪れない。 オフィーリアが危惧したとおりに。 今回の件で一番得をしたのは、結局デイヴィットじゃないだろうか。 王様になるより刺激的なことに気付いてしまったようだし、何より妖精の件を彼が知った。 もし3作目が出るのであれば、次の被害者はおそらく彼だろう。 あー、でもその場合、オフィーリア普通に見捨てそうな気がしないでもない。 ……頑張って、デイヴィット。
投稿日:2023.02.12
sayapiko
シリーズ2作め。 今度は王弟ジョンが死んじゃうお話。 今回はデイヴィットのオフィーリアに対する想いに少し変化が、、 あまり好きになれないキャラなのでオフィーリアとくっついほしくないような、、(笑) 今回もさくっとミステリーでめでたし、めでたし。 犯人は同情する気にならない自分本位な考え方だったので、まぁスッキリしたかな?
投稿日:2022.08.04
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