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竹宮ゆゆこ / 文春文庫 (15件のレビュー)
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伊賀嵐山
一本の傑作映画を見たような気がする…感動 なんでこんなに温かいいい話なんだろう。すごく馬鹿でだけど真っ直ぐで、純粋ではないかもしれないけど鈍臭くても生きてみようと思う。この本から学んだことは偉大だ。ど…んなにダメでも生きてみる、生きてみようとか生きなきゃじゃなくて完全にしてみようなんだよね。辛くても乗り越えていかなきゃ、家出したい人は絶対読んで、おすすめします!続きを読む
投稿日:2023.12.09
みめい
このレビューはネタバレを含みます
ひとりぼっち同士がふたりぼっちになって、ほんの一瞬の交わりのなかでお互いの心の柔い部分を救い合う愛の話だった。 心身ともに嶋くんのほうが助けられて守られていると思いきや、弥勒も精神的に救われている面があって、ある意味バランスが良いふたり。 一歩間違えれば共依存になり得る危うい関係なのに、まるで年の離れた兄弟がじゃれ合うような健全で微笑ましいやり取りが好き。 序盤と終盤、絶対に弥勒のもとへ落ちていく嶋くんの弥勒センサーすごいなと思った。ついでにクマのヘアゴムの根性もすごい。念が宿りすぎている。 まあ、嶋くんと弥勒を繋ぐ縁の糸のようなものだし、ふたりの再会に必要不可欠なものだから、異常なくらい強くないとダメだものね。 なんにせよ、とにかく、ふたりでディズニーへ行こう。
投稿日:2023.10.05
瑞樹
絶対に買う 心が揺さぶられる話だった 本裏の薄っぺらいあらすじに騙されず、全オタクに勧めたい 恋だの愛だのBLだのという、そんな軽い言葉で表現できる関係じゃない お互いがお互いを魂で求め合う、「かけが…えのない」とはこういうことかと思い知らされる 言葉で表せられない巨大な感情、これが本当のエモさだと思う 一晩で読んでしまった、あまりにも良作続きを読む
投稿日:2023.05.25
1608927番目の読書家
すごく面白かった。 青春だけの青臭さだけじゃない。 みんなの黒い部分が だんだんと光に満ちていく。 そんな話。
投稿日:2023.03.10
ebshi1004
【交わる筈もない孤独な星が交錯しあって、夜空に輝きを放つ】 ピアノ一筋の幸紀は、思わぬ挫折により家出し、ホストである弥勒に拾われ、奇妙な共同生活を始める物語。 ピアノが生き甲斐だったのに、居場所を…失くして途方に暮れる幸紀を救った弥勒。 彼の住居に転がり込むとそこはゴミ屋敷のような汚部屋で。 ピアノ以外何も知らない幸紀と家族に対して問題を抱える弥勒。 互いに孤独な星を抱える彼らは部屋を片付ける事で居場所を作る。 互いに暗い喪失を抱えながらも繋がる事で生き永らえる。 各々の日常に戻っても彼らにはきっと生きる意味があるのだ。続きを読む
投稿日:2023.03.07
はな
クライマックスは本当に本当に「閃光」だった。 前半の軽いノリに油断してたら、ものすごいスパーク。ちょっと今までの読書で経験したことないくらいの眩さだった。 勝手にジャンルを決めつけて手に取ってごめん…なさい。また気になる作家さんが増えた。ありがとう。続きを読む
投稿日:2023.02.03
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