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太田紫織 / 角川文庫 (5件のレビュー)
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ちこ(´・ω・)
「まっすぐ空へ」 家族のせいで絶たれた。 願いに応えるために辞めることになってしまったが、そんな事よりも大切な時間だからこそ選んだのだろうな。 感情を表に出すことが下手になってしまうと、本当の気持ちを…見つけるまで大変だろう。 「あなたがくれた約束」 何度も見る悪夢と現実。 言葉にして尋ねることは怖いかもしれないが、中途半端に知るぐらいなら当人と話をしたほうがいいのだろうな。 苦しまずに逝くことが出来るのなら、一瞬の気の迷いでも多くの人が死んでいるだろう。続きを読む
投稿日:2023.01.21
蒼
このレビューはネタバレを含みます
旭川に金色の雨が降った日、青音は「悪魔」に出会った。その思い出の地で遺品整理の仕事にやりがいを感じ始めていた。人一倍共感性の高い青音は、カウンセラーの紫苑に依存している事に気づく。彼が「悪魔」かもしれないのに… 青音がずっと心の枷になっていた「悪魔」の正体がついに明らかに。その「悪魔」にも心の枷があり、ようやくそれが解き放たれて、青音も前へ進むことが出来て良かったです。 青音はもう札幌には戻らないのかな?旭川での居場所が大切な場所へと戻ってホッとしました。
投稿日:2022.08.23
1608927番目の読書家
ええ話やぁ〜 おとうさーん!と叫ぶシーン。 ポロポロ泣いてしまった。 ええ話やぁ〜 青君は泣きすぎて途中笑えてしまう位。 だが可愛い。弟にしたい 笑 ミュゲのみんなが暖かくて 好きな世界観だった。
投稿日:2022.08.22
tuppence
おお、過去のあの日に起きたことが明らかに。 そうだったのか。 しかし、紫苑のイメージはさらに、だなぁ。 人物紹介ではサバサバしてるとなってる望春さん、サバサバ、ではないよねぇ。すごく繊細な女性。 遺品…整理の会社が舞台でもあり、やっぱり、「家族」にまつわる話が多くなるね。あの家族のキャンプ、素晴らしい展開だった。 それに、菊香ちゃん、いい子だね。みんないい人だ。 「櫻子さん」に出てきてたあの人がこちらにも登場で、しかも、イメージが全然違って、こういう面白さも好き。 泣き虫青音くん、少しは成長したかな。 頑張れ。続きを読む
投稿日:2022.07.25
type-d3
2編の短編+プロローグとエピローグからなる,「涙雨の季節に蒐集家は、」の3巻目. 八鍬記者登場で時間的にも櫻子さんの世界と繋がる(正太郎の物語の続きって所か.鴻上さんの登場がないかな).櫻子さんに同世…代の友だちってムリじゃないって思うのだけど,紫苑君で慣れている望春さんならOKか. 「まっすぐ空へ」亡くなったお父さんへの想いの話.えり子さん,なんて優しいの! うちのカミさんには,生後半年くらいの幼子を残して遊びで1週間も家を空けるなんて,とてもじゃないけど言えやしない.くわばらくわばら,考えただけでタタリが怖い. 「あなたがくれた約束」異性との友情はあるのかというお話.確かに変に勘ぐってしまうのかもしれないけど,異性の友人なんていたことのない身にとっては,とんと無縁の話です. 「エピローグ」え! 紫苑君に価値と約束を与えてくれた女性って・・・?続きを読む
投稿日:2022.07.11
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