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中山七里 / 角川文庫 (37件のレビュー)
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be-san
ようこんな「アンタッチャブルなネタ」に、次から次へと果敢に挑戦しはるな...さすがは七里はんや...と、ナゾのエセ京都弁になってまうほど、重く、深く、考えさせられる作品である。 例によって「何を書い…てもネタバレになってしまう」訳ですが、タイトルにある「傲慢」は、まさにその通り、上級国民がナンボのもんじゃい、という一庶民の快哉という側面もあれば、「盗人にも三分の理」ということも言えるわけで(- - 立場が違えば「正解」も違う、世の中の不条理よ。しかし警察としては、法に則って行動するしか無いわけで... 繰り返しになるが、本当にこの作者は、暗闇では背後に気をつけた方が良いくらい、皆が「見えないことにしている」暗部に、気持ち良いくらいに切り込んでいくなぁ...(^ ^;続きを読む
投稿日:2024.05.27
可菜実
刑事犬養隼人シリーズは全て読んでいる。 最後のどんでん返しが良かった…! ちょっと読後感は悪めかもしれないけれども… 臓器移植法に関してとても考えさせられる作品。
投稿日:2024.04.03
ふくたろうのメモ
臓器移植、貧困、中国での臓器ビジネス。 今回も犬養隼人! 沙耶香ちゃんがいることで護るべきものがある犬養、、 貧困のため身体、(性ビジネスではなく)臓器を売るしかない状況、レシピエントの切望、資金が…出る、利害一致。 でも、法の整備、海外では手術できるのに体力無くていけない、ならば国内で、臓器必要、、でも違法 のようなループ。 臓器提供カードに署名はしているけど、なんだかもう一度考えさせられた。 本当に色んな知識をお持ちの方だと思う、中山七里さん。続きを読む
投稿日:2024.03.12
トモラ
夜ふかしになるほど先が気になる展開。犯人は最後の最後まで分からず不意をつかれた。 貧困、臓器売買…本当に水面下で行われていてもおかしくない犯罪。臓器移植でつながる命。現在の日本の体制についても考えさせ…れる内容だった。続きを読む
投稿日:2024.02.27
misa.misa
犬飼隼人シリーズはいつも題材が考えさせられる。 いいこと悪いことって線引きは簡単じゃないー。 でも人間として倫理観は持っていたい。
投稿日:2024.02.25
2002073番目の読書家
刑事と父親の二つの立場、犬飼刑事の心の葛藤を想像すると重くなります。 株価は上昇してますが、日本社会の豊かさはどこへ…と改めて考えさせられる内容でした。
投稿日:2024.02.24
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