【感想】伝わるチカラ―――「伝える」の先にある「伝わる」ということ

井上貴博 / ダイヤモンド社
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 2.6
0
1
1
3
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • こうじろう

    こうじろう

    1文を短くしてわかりやすく話す。そのためにも「。」を意識して、「が」「けど」を減らす。ダラダラ話が続くと聞き手が不安になる。
    カタカナ語を減らして日本語にする。もしくは日本語を添える。普段からカタカナ語を減らすとここぞという時に使った時、インパクトが出る。
    初対面の人のことは事前に調べる、そして相手を好きになる。実際に質問する時には、事前の準備や段取りをいったん捨てて、あたかも無に近い状態で「あなたが話したいことを聞きたいです」という空気感を作る。下調べした知識を相手に伝える薪加減は経験で身につける。
    最初の3秒間で会いたかったの姿勢を全力で示す。前傾姿勢、相槌、最初の一言目を全力で行う。
    自分を主語にする。覚悟を持って言った言葉だから相手に伝わる。
    曖昧な言葉、定型文を使わない。
    リアクションは中途半端でなく大きく。話し手の喜怒哀楽が伝わるように。
    他の人と違う見た目で自己演出する。見た目の演出を考える時には、まず目的を明らかにする。筆者で言うと、暗くなりがちな報道現場に明るさを持ち込むためにポケットチーフやワントーンコーデを取り入れた。
    「表現のインプット方法」
    自分の発言を反省する。
    自分ならどう言うかシュミレーションする。
    仕入れた言葉はすぐに使う。
    お手本になる人の真似をする。体に染み込むぐらい観察する。
    ロールモデルを持つ。自分が目指したい人の業績を振り返ってお手本にする。迷った時に自分を支えてくれる。
    ーーーーーーーー
    下手マウンティングに気をつける。「すみません」「させていただく」など下手に来られたら距離を感じる。踏み込んだコミュニケーションがしづらくなる。
    フィードバックは「相手がどう受け止めるか」を踏まえて最適な言い方を。始めにポジティブな感想から言って、あくまで自分の意見と言うことを強調する。あいてによって厳しさのレベルをかえるのも重要。
    成長したいなら恥をかくべき、想定外は成長するチャンス!それに、年を取るにつれて許されなくなる。
    自分の置かれた状況を広い視野で捉えることで前向きになれる。たとえば、業界やかいしゃぜんたいを俯瞰して考えてみると、自分が大胆な発言をしてもいい気になれる。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.16

  • すぎもったん

    すぎもったん

    TBSのアナウンサーで夕方のNスタのキャスターを務める著者が自身の思いを伝えることについて自身が心がけるキャスターとしての心構えなどから書いた一冊。


    本書を読んでテレビ局の面接のユニークさを知ることができました。
    。をつけて文章を区切ることや自分の中で呼吸をおく箇所を決めることなどや間やスピード、修飾語の使い方などアナウンサーとしての伝える技術を学ぶことができました。
    また服装や表情でも伝え方が変わることも本書を読んで感じました。
    自分を客観視して大袈裟な表現や上からの印象を与えないように気を付けることの大切さや原稿のペン入れの方法や読む際の原稿に対する目線の意識や類語時点を使って語彙力を高めていることなどはプロの伝える技法として勉強になりました。
    そんな本書の中でも下手に出る言葉遣いをしすぎないことや自分を信じて発言することなどは印象に残りました。

    本書全体を通して書かれていた伝えることではなく伝わることを意識して本書で学んだことを活かして自分を表現していきたいと感じた一冊でした。
    続きを読む

    投稿日:2023.10.10

  • 和也

    和也

    アナウンサーという仕事と、上手く伝えるためのポイントをからめていてわかりやすかった。項目に別れているので読みやすかった。
    普段使っている言葉を、一度疑ってみる姿勢がすごいと思った。強引にでも覚えたての言葉をつかってみる、話す時は自分を主語にして伝えるというポイントは真似したいと思う。

    印象に残った言葉
    ●上から目線の言葉は、理解はされても、納得はされない。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.14

  • かっちんやま

    かっちんやま

    某アナウンサーの「伝える」をテーマにした本の二番煎じ。内容はともかくこれだけあからさまなのはいかがなものかと別な意味で感心した。

    投稿日:2023.01.27

  • タマセツ

    タマセツ

    「伝わる」と「伝える」の違い
    人は「恥をかいて成長する」間違いとか失敗して初めて人は成長する。負けたくない、悔しさがあればあるほどそれも成長につながる。なんでも挑戦、経験するのが一番だということになる。「伝わる」でも恥をかいても「端的に」発信する事が第一、本書にある「30秒で物事を端的に伝える練習」はとても良い心がけだと思った。最近は長い挨拶、説明、解説で結局最後まで何を言いたいのか整理できない人がいる。これはその練習にとても役にたつ。まずは自己紹介を30秒で言えるかを試すのもいい。続きを読む

    投稿日:2022.07.27

  • Dr.(読多ー)あんころ猫

    Dr.(読多ー)あんころ猫

    コロナ禍においてはどんな言葉でも批判の的になりうる立場のアナウンサーはとても大変なプレッシャーの中でお仕事をされているんだろうなと感じました。
    そんなアナウンサーである著者の伝わるための言葉の使い方はとても説得力がありました。続きを読む

    投稿日:2022.07.11

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。