【感想】孤剣の涯て

木下昌輝 / 文春e-book
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.1
1
1
6
2
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 梶井俊介

    梶井俊介

    徳川と豊臣との戦いの中、家康に対する呪詛の生首が見つかる。思想家、芸術家として残り、ほぼ一代限りの名人にはいつも暗い影が付き纏う。自らの剣の後継者と望んだ佐野久遠を殺された武蔵は呪詛者を追う。実在の人物を交えて、オカルト的な展開をすると、読者の好みは真っ二つに分かれる。続きを読む

    投稿日:2023.11.19

  • 翠月

    翠月

    晩年の宮本武蔵を描いた歴史ミステリー

    技と心が極みに昇り詰めた剣士の見た風景、戦国から江戸へ変遷する時代を武蔵の目で追っている

    勢いで読めますが、歴史小説というにはややトリッキーでな演出で、歴史の裏側の世界という感じです続きを読む

    投稿日:2023.02.26

  • housekeeperz

    housekeeperz

    宮本武蔵が最愛の弟子を殺され、その真相をさぐり復讐するべく大坂冬の陣に間諜として潜り込む。

    なんだろう。視点が結構変わるのでちょっと読みづらく感じました。時代小説の体ではあるものの根底にあるのは「家康を呪った呪詛者は誰なのか?」といった謎があるミステリ。それなりにどんでん返しはあるものの、話のポイントがいまいちわかりづらいように思えて盛り上がりに欠ける印象。あくまで個人的にですが。武蔵の弟子に対しての心情みたいなものは早い段階でもうそんなに語られず物語を展開させる便利なキャラクターとして動かされてるように感じてしまったもので。続きを読む

    投稿日:2023.02.03

  • hosinotuki

    hosinotuki

    このレビューはネタバレを含みます

    大坂夏の陣と冬の陣を背景に、徳川家康を呪う五霊鬼の呪いが発動。首謀者を妖刀村正で斬ることで呪いが解けるというホラーの世界。そこに宮本武蔵と坂崎直盛こと鬼左京がお互いに競い合う形で探偵業。愛弟子を殺された復讐やかって愛した人に似た千姫を助けるべく奮闘する鬼左京とエンタメ要素満載の時代劇。史実と空想がごちゃ混ぜになって、それなりに筋は通っていて面白かったです。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.12.28

  • あかた

    あかた

    家康を呪う五霊鬼という呪詛。それをかけられた者は2年以内に死ぬという。呪いに用いた妖刀村正をもつ者を探し、阻止するよう依頼された武蔵。弟子の久遠を殺された仇討ちとして受け、三木乃助と共に大阪城へ。当初豊臣側の仕業かと思いきや、徳川方の陰謀と疑いはじめる。首謀者と思われる人物が現れたかと思うと二転三転と進み、徳川勢の攻撃も始まる。真田、柳生、そして家康と名だたる人物も登場、宇喜多の名も。怒涛の展開では武蔵の凄まじさに圧巻。
    369冊目読了。
    続きを読む

    投稿日:2022.12.24

  • windfuku

    windfuku

    宮本武蔵が家康が豊臣家を滅する大阪の陣を背景に家康を呪う五霊鬼たる儀式で弟子の佐野久遠が討たれた仇を取るあらすじ。。
    良く解らんストーリー展開で最後は斜め読みでイマイチの内容だった。

    投稿日:2022.10.31

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。