【感想】コロナワクチンが危険な理由

このレビューはネタバレを含みます

こりゃほんとに大事なことが書いてある本で、
全国民読んでみろやと思うのだけれど
絶対にTVでは紹介しないだろうし
勉強しない人が多いから、メジャーになることはあるまい…。悲しいような、あきらめるような。

内容は、理解に必要な基本的なことから解説してくれてあって、ほんとうにまとまっていていい本!　ただし、難しい…。分子生物学、遺伝学…。難しいからこそ、みんな思考停止して「学者さんに任せよう」って巻かれちゃうんだよね。信頼して丸投げしているようで、実際は頭働かせるのがめんどうなだけの人もいるよね。自分や家族の大事な体、さらにはこれからっていう子どもや、将来の日本に生まれてくる子たちにも影響が及ぶ問題。丸投げでいいという思考がまるでわかりません。



頭がついていかないから、購入していつでも見られるよう手元に置きたい。大事なことが多くて付箋だらけになっちゃうから、本当に抜粋して一部だけメモすることとする。でないと、全部付箋になっちゃうから…。

著者の荒川さんは、分子生物学者、免疫学者である。臨床とか研究の医者じゃないところが、逆に信頼できちゃうな!
文章がめちゃうまくていらっしゃる。書く順番も吟味されていて、最初に要点を並べてこちらに準備をさせてくれる。知らない人からはその要点をみただけでおビックリされるでしょうから。
また実際、この本が示唆するものは、ワクチンの危険性を述べるのみならず、このウイルスって…?ていうそもそものところなので、ほんとはそれが言いたいところだよね…と含みを感じるわ。

p24
コロナウィルスが存在している根拠を政府や研究機関は持っていない
各国政府や自治体は、国民に過酷な自粛生活を押し付け、安全性が確保されていないワクチンを打たせ続けながら、「新型コロナウィルスの存在証明は持っていない」などとなぜ堂々と返答できるのだろうと、単純に不思議に思っているのです。

いずれにせよ、コロナウィルスの単離と存在証明をあいまいなままで来ていることが、コロナウィルス感染症の理解自体の曖昧さにつながっているように思います。

p32
パンデミックの謎
Ct値　規定量のDNAを得るのに必要なPCRの増幅サイクル数。40サイクル以上の増幅でやっと検出されるものは、ウィルスの死骸などのゴミ、似たウィルスなどとの交差反応などが多いのではないでしょうか。

p34
PCR検査結果はCt値で異なる
私自身も日本及び世界のコロナPCR検査の各Ct値の基準を知りたくて調べている最中なのですが、大変重要な情報にもかかわらずどこにも明示されておらず、困惑しています。情報が非常にみつけにくくなっているのです。そもそも統一した基準を使っているのか、自治体や時期や検査キットごとに違うのか。もし基準がバラバラなら、「PCR陽性者」の数字自体にはなんの説得力もありません。また基準がウィルスの感染力に対応しないなら、やはり「PCR陽性者」の数字にはなんの説得力もありません。

p36
コロナの本当の苦しみは人為的なもの
→テレビなど、報道と実際の感染状況が乖離している

p38
PCR検査について
Ct値は25以下でようやく他人に感染させやすい量のウィルスが検出され、Ct値35以上では感染力はほぼない

p62
(現在のコロナ感染対策の手動をしているファウチ博士によると…)スぺイン風邪の原因となったインフルエンザウィルスは、実は弱毒性だった。そこにさまざまな細菌が介在してパンデミックになった。ペニシリンの発見前。抗生剤があればその事態は防ぎえた。

で、今回ファウチ博士はその貴重な研究を生かしていない。
全世界の人類に対して安全性の保証されていない治験中のワクチン「のみ」に頼るような事態を起こさせているのでしょうか。
イベルメクチン、ヒドロキシクロロキンを含めた既存の薬を使った新型コロナ感染症への検証もすすんでいるようです。コロナウィルス対策には、人体への危険性が高いわ口のを打つしかないという考え方ではなく、治療薬を含めた早期の治療が何よりも重要でしょう。

p65
マサチューセッツ工科大学の総説論文(公表された論文を分析、考察することにより、専門分野を深く理解するための論文)「病気よりも悪い？COVID-19に対するmRNAワクチンがもたらしうる予期せぬ結果を検証する」
→多岐にわたって潜在的な問題点を紹介・考察されていていい論文。

ADE

抗原原罪(!)

p202

分子レベルでの遺伝子の変化は単純な弱肉強食「強ければ生き、弱ければ死ぬ」ではありません。S変異はアミノ酸配列を変えません。実際の進化の過程の遺伝子の変異で観察される現象なのですが、結果に影響するN変異の大半は淘汰されて排除されるのに対し、結果にはほとんど影響しないS変異は生き残ることが多いのです。S変異の蓄積は進化の試行錯誤を繰り返した結果を意味します。S変異がほとんどないのはトライ&エラーを経ていないということ。つまり。オミクロン株は人工的に作成されたウィルスではないかと強く疑われるということです。

もしもこのウィルスが本当に人工のものならば、そもそも各国におけるコロナウィルスの流行すらも自然なものなのかどうかを考えてしまいます。その場合はもはや性善説に基づく常識的な科学や医学の判断だけでは対応できないでしょう。

p208
私は理学部出身の基礎研究者です。「人の役に立たないのが基礎研究だろう。そうした自由さこそが科学の発展に必要だろう」と以前は考えていました。けれども歳を重ねるごとに少しずつ考えが変わってきました。できれば人の役に立つような研究もしてみたい、誰かの役に立ってこそ科学であり技術ではないか。

2019年12月に新型肺炎の患者が報道され、その後コロナ騒動が始まりました。その最初の患者からSARS-CoV-2の塩基配列が決定され、このウィルスが肺炎の原因だとする論文が『Nature』誌に投稿されたのは最初の患者の発見からわずか1ヶ月。ファイザー、モデルナはその塩基配列を利用して数日でワクチンのデザインを完成しました。通常ならそれぞれ数年かかってもおかしくありません。当初から私は違和感ばかりでした。コロナ騒動の渦中でずっと考えてきた中。ワクチン接種が遅れていた日本でも大量摂取が始まることになりました、その時、私にもできることがあるのではないか。私の知識で救える人がいるのではないかと思ったのです。

→難しい話を少しでも一般人にわかりやすくと伝えてくれる著者に、感謝だよ!!　専門性ってやっぱ大事だよね…。困ったときに頼れる専門家が、著者のような人。間違って性善でない専門家?に当たっちゃうとえらいことになっちゃううんよね…。あ、もうなってるか。

レビューの続きを読む