【感想】ブラッディ・ファミリー―警視庁人事一課監察係 黒滝誠治―(新潮文庫)

深町秋生 / 新潮文庫
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
3
6
2
1
0

ブクログレビュー

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  • しんた

    しんた

    前作に比べるとずいぶん小さくなってしまったなぁ、という印象が強くなった。緊迫感やスリル、暴力的な描写がどこか大人しくなってしまった。拍子外れだった。

    投稿日:2023.07.30

  • みかりん

    みかりん

    警視庁人事一課監察係・黒滝誠治シリーズ。

    「ドッグ・メーカー」の続編。シリーズ化されたら良いな、と思っていたので嬉しい。黒滝自身、えげつないところがあるけど、前作よりはまともな正義感が出てきてダークさよりもヒーロー感が増しているような。まぁ、相手が同情の欠片すら湧かないような連中だからかな。今作はとりあえず白幡の狸っぷりが圧倒的で、展開がどう転んでいくか最後まで予測がつかない。面白かったデス。続きを読む

    投稿日:2023.02.27

  • nono

    nono

    このレビューはネタバレを含みます

    久々の深町。
    ドッグ・メーカーのシリーズ化か。
    今回も黒滝の機転と行動力と暴力が炸裂する。
    ちょっとスーパーマン的になっている。
    まあでも一気に安心して読ませる手腕はさすが。
    次の敵はどんな感じ?と期待させるシリーズになるか。

    作品紹介・あらすじ
    女性刑事が命を絶った。彼女を死に追いつめたのは、伊豆倉陽一。問題を起こし続ける不良警官だ。そして、陽一の父、伊豆倉知憲は警察庁長官の座を約束されたエリートだった。愚直なまでに正義を貫く相馬美貴警視と、非合法な手段を辞さぬ“ドッグ・メーカー”黒滝誠治警部補。ふたりは監察として日本警察最大の禁忌に足を踏み入れてゆく。父と息子の血塗られた絆を描く、傑作警察小説。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.01.13

  • sugahata

    sugahata

    シリーズ第2作。問題を起こし続ける不良警官伊豆倉陽一のせいで女性警官が命を絶った。しかし伊豆の父親は警察庁長官候補。周囲が動くに動けない状況に足を踏み入れたのは正義を貫く相馬美貴警視と手段を選ばないドッグ・メーカー黒滝誠治警部補だった…。白幡部長の存在感は半端ない。登場人物の個性と動きのある展開が次回への期待を持たせる。続きを読む

    投稿日:2022.10.29

  • bera5227

    bera5227

    いくら警察トップの息子だからといってここまでのポンコツ不良警官を庇うものなのかなと思わずにはいられなかったかとソトニとの駆け引きや白幡の妖怪じみた寝業師振りには唸ってしまった。十分に楽しめたけど、伊豆倉側の私兵が弱すぎて前回よりはスケールダウンしちゃったかな。続きを読む

    投稿日:2022.08.28

  • horinagaumezo

    horinagaumezo

    警視庁人事一課監察係のアウトローな警部補とその上司の正義感の強い女性監察官が、警察庁次長の息子の不良警官とそれを取り巻く組織悪に対峙する。
    監察という部署を舞台としながらハードボイルドなキャラと展開という異色の警察小説で、なかなか面白かった。続きを読む

    投稿日:2022.08.03

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