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伊坂幸太郎 / 幻冬舎単行本 (315件のレビュー)
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moe
伊坂幸太郎さんの作品はパターンみたいなのがあまりないのでいつも新鮮に驚かされるけど、これはまた一風変わった不思議な作品でした。個人的には星新一みたいな空気を感じて、ふわりふわりと面白かったです。今日も…世界のどこかで「3つのなにか」が揃っては扉を産んでいるのかなと思うとたまらない…わくわく。あとは猪苗代湖に行ってお土産に起き上がり小法師を買うことも忘れないようにする!続きを読む
投稿日:2024.04.12
なえまる
190ページ 1300円 6月7日〜6月8日 小さなスパイたちが活躍する世界と、会社勤めの彼が生活する世界が、不思議とリンクして、ピンチを救う。何かがそろった時に、あちらとこちらが扉でつながり、行き…来する者が現れる。 猪苗代湖を舞台として、描かれた不思議な2つの世界の物語。2つの世界だと思っていたけれど、最後、更に小さな世界や、更に大きな世界を思わせる記述がある。実際の歌詞を引用していたり、1年目、2年目と時は連続しているけれど、場面場面が描かれていて、連続していないというか、浅いけれど広い感じがしておもしろかった。続きを読む
投稿日:2024.04.04
ぴろ
断片的なエピソードが続いて、初めはワケがわからず、苦手なタイプの本かと思ったが、読み進むうちに、時間や空間の座標に像を結ぶようになり、どんどん面白くなった。キーワードや歌詞が効果的に入れられている。イ…ベント向けの短い小説からなるというのもユニーク。軽いようで深いような。悪ノリしているようで真面目なような。続きを読む
とし
不思議な話だと思いながら読んでいたら、後書きでこの小説の成り立ちが紹介されていて面白いなと思いました。
投稿日:2024.03.26
みやきょ~
楽しく読みました。 あっとこっちの世界が交互に出てくる。 片方は虫に乗れるくらいマイクロサイズの世界。敵と味方に分かれてスパイ活動中。片方は現実社会!?。これが最初は偶然に、後に意図的に絡まり合うのが…おかしい。 現実社会でもなにか大きな力が働かないと有り得ないことが起きたりして、、、。続きを読む
投稿日:2024.03.22
野良猫
ザ伊坂幸太郎ワールド。 マイクロな世界のスパイと現実世界の絡み合い。 不倫相手のマグカップで黒光Gを捕獲する所、最高。 「プライドって何なんでしょうか そう訊ねた時の、エージェントハルトの答えが頭の…中で蘇る。 プライド?そんなの、ただの言葉だろ。プとラとイとド」 エージェントハルトさん。この言葉を思い出してわたしは明日も仕事、頑張ります。 また時間が経ったら読もう。続きを読む
投稿日:2024.03.07
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