【感想】人生を豊かにする　歴史・時代小説教室

平凡
　特殊といふのではなくて、ごく一般的な書きかたの紹介本。めあたらしさはなく、なんだか要領を得ない気分になる。

畠中さんのしゃばけシリーズが好きで、自分も物語書いてみたいなーとふと思い読んでみました。資料の探し方、保管場所、人物、プロットの作り方についてインタビュー形式で詳しく書かれており、勉強になりました。

小説ってこんな風に構築されて書かれているんですね～
好きな作家畠山恵さんの話は、実際本を読んでいるせいか、「ふむふむ。なるほど」と思いながら楽しく読めました

畠中恵　
視覚的な資料も重要
手はじめに人物設定表づくり
六年続いた「う～ん」
一行も書かないのに達成感
お話作りの訓練
間に合わないけど、間に合わせる
実在の人物か、架空の人物か
とにかく書いてみる…

門井慶喜
就職してから作家の道に
暇ではなかった苦難の３年余り
キャラクターの作り方
史料は全部読まない
遂行は裏切らない
画面上で遂行する
書き続ける気力の源は
歴史と小説で山ったら
分かりやすく・素早く・下品でなく

安部龍太郎
小説をかくための心技体
勤めを辞めて背水の陣
２年間だけ時間をくれ
小説の視点のあれこれ
司馬流の融合方式
技巧は二の次、サンの次
思いの強さ・誠実さ・素直さ
眼力を磨くために
唯一のコツは、一筆入魂続きを読む

【人気作家が創作の秘密を明かす】小説家を目指す人に向けた連続講義が書籍化。文章の書き方から資料の使い方、テーマの見つけ方まで、読めば小説を書きたくなる！