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東川篤哉 / 光文社 (27件のレビュー)
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まいつき
烏賊川市シリーズの「スクイッド荘の殺人」。 20年前の殺人事件を偶然見かけてしまった当時少年、現在男性の回顧から始まります。過去の事件と現在の事件がリンクしながら、どんな結末を迎えるのか、という展開…。 犯人のトリック。そういうトリックはちょっとずるいんじゃないですか?ミスリードではあるのだろうけど、まあなんというかしてやられた感よりも、だいぶグレーな反則スレスレな気がします。ずっりぃ。 終章で、どんな思いがあってああいう経緯になったのかが語られていて、ちゃんと補完してくれたのですが、満足感よりもモヤモヤ感がどうしても残ってしまう。 ずっりぃなあ。続きを読む
投稿日:2024.05.18
Pukasan
烏賊川市シリーズ13年ぶりの長編。やはり鵜飼さんと流平くんのやり取りは良いですね。ユーモアミステリの真骨頂。 岬の突端にある雪に閉ざされたホテル、20年前のバラバラ殺人事件との関係とは?、一方で都市部…で事件を調査をする砂川警部と志木刑事の物語が交互に展開されていき、銃撃戦に川口探検隊までついてくる。 盛り沢山で楽しめました。続きを読む
投稿日:2024.04.23
海と青硝子
烏賊川市シリーズ、久々の長編です。私はやっぱり長編が好き! またまた雪に閉ざされたホテル、本館から10本の小道が伸びて、烏賊の名のコテージがある、「スクイッド荘」という烏賊尽くしの舞台! あらゐけいい…ちさんの表紙がしっかり絵で語ってくれています。 20年前のバラバラ殺人。クリスマス前に小峰三郎に届いた脅迫状。ボディガードを依頼された鵜飼探偵事務所。雪に振り込められて、事件はゆるゆると進行し、すべてが繋がって明らかになった真相は! 意外にも(と言っちゃ悪いけど)、一途な愛で行動した人たちの存在がもたらす切なさが、この作品を引き締めています。続きを読む
投稿日:2024.01.22
かっちんやま
多分、この作家さんまじめに読んだの初と思う。ページをめくる手がちょくちょく止まって、読み終わるまで結構時間がかかった。
投稿日:2024.01.07
natural723
烏賊川市シリーズ13年ぶりの新作長編。 鵜飼探偵事務所に持ち込まれたボディーガードの依頼。依頼人は悪どい商売で財を築いた起業家で殺害予告ととれる脅迫状を送りつけられていた。彼がクリスマスに過ごすスクイ…ッド荘という山荘で鵜飼と流平は依頼人を見張りながら温泉と料理を堪能する。 依頼人には20年前に長兄が殺害され、次兄はその犯人として行方不明になったという過去があり、現在のスクイッド荘との因縁がだんだんと明らかにされていく… 現代は鵜飼探偵サイド、過去は砂川警部サイドと別々にストーリーが進行する。 相変わらず烏賊川市らしいドタバタワチャワチャした展開で進んでいくが、ちょっとコメディ要素多すぎて長編だと正直疲れるところはあったかも(汗続きを読む
投稿日:2023.11.25
ハルめめ
今までのようなテンポの良いシュールな笑いが薄かった。「ここ笑うところですよ」というような主張が強くなりすぎていたような。でもミステリとしては複雑な人間模様からの真相へと十分に満足な作品。
投稿日:2023.11.06
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