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冨島佑允 / 光文社新書 (2件のレビュー)
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akipii
古代ギリシャからガリレオ、ニュートンまでの科学の歴史はよく知られているが、その後の18~19世紀の科学史が理解しやすいと思った。 18~19世紀は熱、光、電磁気を、統一された物理法則で理解しようと挑戦…し続けた過程が整理されていて、自分としてはこの部分が一番良かった。 水力発電、火力発電、原子力発電の原理は全てモーターを回して電場を発生させる説明が良かった。続きを読む
投稿日:2022.08.21
太田豊太郎
面白かった。物理学史の解説なので、一つ一つの数式がよく分からなくても面白く読めた。これだけ天才たちが挑んできたあれこれを小中学校の理科で教えて子どもが理解するのって本当は無謀じゃない?という気がした。… 電磁誘導の法則、磁石の周りをコイルが移動して磁場が変化することでコイルに電流が流れることを応用して、Suicaや発電が行われているというのになるほどと思った。火力も原子力も、発電所というのはコイルのついたタービンを磁石の周りで回しているので、そのタービンの回し方をどうするかの違いだけなのだと初めて知った。 アインシュタインが出てくると一気に難しくなった印象。光は粒子なのか波なのか、スリットを通した時に干渉縞ができるから波だ、までは分かった気がするのに、光電効果がーとかなると難しくなってくる。その量子力学もそうだし、時空が伸び縮みする相対性理論は本当に何言ってるか分からない。そんなことある⁇って思ってしまう。でもこれも一過渡期で、今は真理だと信じられてることが、また真説が発見されたりして変わっていくんだろう続きを読む
投稿日:2022.08.02
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