新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
ドストエフスキー, 亀山郁夫 / 光文社古典新訳文庫 (5件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
茶山
「混沌」をテーマにした作品なので、心して読まないと、あっという間にちんぷんかんぷんになる。 なにがきっかけで、いがみ合ったり、仲直りできたりするのか、その辺りのロシア人的感情がなかなか理解できず、読了…にはとても苦労しました。というか、そのきっかけが後の方に出てきたりして、プロット自体も「混沌」としているので。 とはいえ、ドストエフスキーの「優しさ」に触れることができた作品でした。続きを読む
投稿日:2024.04.09
flounder532002
青年アルカージーが主人公。成人前の意識の無秩序いわゆる理想が、父親との確執をもたらす。経験、周囲の人たちの考えがどのように成長させていくのか。2022.11.12
投稿日:2022.11.12
鴨田
ドストエフスキー五大長編小説を、カラマーゾフの兄弟、白痴、罪と罰、悪霊、の順番で読んできて、いよいよ最後の作品。続きの2と3がいつ出るのか分かってないが、このいつも通りに複雑な人間関係を覚えていられる…かやや不安だ。 四大長篇の時には選から漏れる作品、とのことで、おもしろいのかどうか心配だったが、十分面白い。 ヴェルシーロフの複雑そうな人格が、庶子のアルカージーには鬱陶しかったり、魅力的だったり、面倒臭い奴感満載のリアクションとなっているよう。 P35 第1部第1章7 もしもできることなら、ぼくのことはすっぱり忘れてほしい(むろん、ぼくのことを少しでも覚えていてくれていると仮定してのことだが)、続きを読む
投稿日:2022.03.29
本屋のおっさん
いつもながらの複雑な人物相関に翻弄される。 キレイには頭に入らない。 「ロスチャイルドになる!」と宣言したあたりからは一気に読み易くなる。
投稿日:2022.01.26
masudahidehiko
ちょうど新潮文庫版を読み終わったところに新刊として出たので、確認のための再読がてら読んでみた。一人称が「ぼく」なのはよい。新潮版でいちばん違和感があったのは「わたし」の持つ冷静さや大人感。こちらの訳だ…と、語り手の青くさいところや激高しやすいところ、現実をよく知らないくせにわけわかんないオレオレ理論にとりつかれるところが生々しくてよい。これ、若いときに読んでたら共感できてるのかなぁ。。ただ、ところどころ意味不明なところがあるのが気になる(工藤訳や米川訳で確認すると別に元がおかしいわけではなさそう)。続きを読む
投稿日:2021.11.17
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。