【感想】マンガでわかる 天気のしくみ(池田書店)

芦原瑞文, 瀬川幸枝, サイドランチ / 池田書店
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • aya00226

    aya00226

    このレビューはネタバレを含みます

    温暖化によってついに海水温の上昇が始まった。蒸発が増えるので大雨、ドカ雪がふえる。
    雲は10種類に分けられる。
    上層雲=巻雲、巻層雲、巻積雲(ヒツジ雲)
    中層雲=高層雲、高積雲(うろこ雲)
    下層雲=層雲、層積雲、乱層雲
    縦に伸びた対流雲=積雲、積乱雲
    雨を降らせるのは、おもに乱層雲と積乱雲。

    気圧は空気の重さ。高いと上空の空気は少ないので気圧は低くなる。
    上空100キロを宇宙とする。大気圏は500キロまで。
    下から対流圏(10キロまで)、オゾン層、成層圏、中間圏、熱圏(80キロ以上)
    偏西風は対流圏に吹いている。対流圏と成層圏の間が強い。これがジェット気流。

    高気圧は4つ。シベリア高気圧、移動性高気圧、オホーツク高気圧、太平洋高気圧。
    台風は熱帯低気圧の発達したもの。
    温帯低気圧は、冷たい空気と暖かい空気の間に生まれるもの。前線を伴う。ぶつかり合いがエネルギーとなって生まれるもの。温暖前線の北側で雨が降りやすい。
    台風が温帯低気圧に変わるのは、冷たい空気が入り込むから。
    体感温度は風速1mで一度、湿度10%で1度変わる。

    前線が活発になるのはぶつかり合いが激しくなるとき。
    停滞前線=境目が立っている
    温暖前線=暖気が強く上に長く乗っている。長い弱い雨
    寒冷前線=寒気が強く暖気が急上昇する。短い強い雨
    閉塞前線=寒冷前線が温暖前線に追いついた場合。

    大気が不安定=上空に冷たい空気が入る、か、地表近くが暖かくなる、場合。
    上空も暖かければ夏でも不安定にはならない=高気圧が覆っている場合。
    上空が冷たく、地面が暖かいとき不安定になる。

    小売の粒がぶつかり合うことで、小さな粒がプラス、大きな粒がマイナスの電荷を帯びる。雲の上の方でプラス、下の方でマイナス。地上には静電誘導でプラス。それが通電すると雷。日本海側の冬季雷は一発雷と呼ばれ危険。エネルギーは100倍。

    同じ水量でも雪と雨では大違い。30センチの雪は大災害。

    親潮=千島海流、黒潮=日本海流、対馬海流。
    オホーツク海高気圧の勢力が強いと陰性の梅雨、弱い雨がだらだらと続く。梅雨寒。
    太平洋高気圧が強いと陽性の梅雨、大雨と晴が交互。
    前線と湿舌が大雨を降らせる。舌状の湿った空気。

    ゲリラ豪雨はいつ起こるかわからない。
    エルニーニョ現象のときは、太平洋高気圧が弱く気温の低い日が続く。
    移動性高気圧は3.5日周期。週末ごとに悪天候はありうる。
    移動性高気圧が連続すると秋晴れが一週間くらいつづく。放射冷却が盛ん。冬型が緩むと小春日和になる。

    日本海側の雪は山雪(山に季節風が当たるため)と里雪(上空の乾期が日本海まで南下しているとき平野部にも降る)がある。
    寒波のときは上空5000mの気温はマイナス40度程度。太平洋側でも雪が降る。
    冬の終わりは南岸低気圧で太平洋側でも雪が降る。

    上層雲=巻積雲(うろこ雲)は氷晶がある。太陽に暈ができる。
    熱帯低気圧と台風は暖気だけで構成される。
    温帯低気圧は、寒気と暖気がまじりあってできる。前線を伴う。
    台風は川に浮かんだ葉っぱのようなもの。風次第。
    台風と太平洋高気圧は強め合うもの。台風が強くなると太平洋高気圧も強くなり、台風の進路が変わる。=夏の迷走台風。秋は偏西風に乗りやすい。

    積乱雲が同じ場所で次々と発生すると集中豪雨になる。1時間に50ミリ以上。
    ヒートアイランドで都市部で積乱雲ができやすい。
    集中豪雨は3分の2は線状降水帯によるもの。その他は台風。

    竜巻の写真を撮影する人=トルネードハンター、ストームチェイサーなど。映画「ツイスター」

    雲を作りながら山を上がると、100mで1度は下がらない=水蒸気の凝固熱のため。山を越えて100mで1度下がると元の温度より高くなる=フェーン現象。
    上空の空気が山を下りる際に乾燥して高温になる=ドライフェーン。

    ネコが顔を洗うと雨が降る。燕が低く飛ぶと雨になる。湿気が多いから。

    「ひまわり」は赤道上空3万5800キロを飛んでいる静止衛星。
    高層天気図で詳しく知る。等圧面天気図=上空500hpa など。高さと同義。

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    投稿日:2022.09.24

  • whitesheep11

    whitesheep11

    日々の生活で関心を持つものの1つが天気だ。気温の高さの違い、天候の良し悪しによって、傘を用意したほうがいいか、あるいは着るものをどうするか考えるときの参考になる。





    埼玉県秩父市からバスで1時間以上かかるところに、パワースポットして有名な三峯神社がある。今朝のツイッターを見ていると、雪が降っていてうっすら積もっていた。





    今日の関東地方は気温が低いが、まさか雪が降るとは思っていなかったので驚いた。





    しかし、「じつは季節に限らず一年中発生している雪」には目が点になった。





    夏にも雪は発生しているが、どうして夏に雪が降らないのか。それは、雪が地上に着く前に途中で溶けてしまうからと説明している。





    気象と言うと、夏は猛暑になったり、ゲリラ豪雨になったり、冬はドカ雪が降るなど以前では考えられないことが起こっている。





    よく言われる地球温暖化だが、農作物にも影響が出る可能性がある。ミカンは、和歌山県や愛媛県といった温暖な気候の場所で栽培される。ところが、農林水産省「気候変動の影響への適応に向けた将来展望」(2019)によると、驚くような予測が出ている。




    それは、2045-2055年になると、ミカンの生産適地に関東地方、新潟から山陰地方の日本海側が入っていることだ。




    天気は現在及び未来にもつながるので、いろいろ気になる。
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    投稿日:2022.09.19

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