【感想】穢れの森の魔女 赤の王女の初恋

山本瑤, 佐々米 / 集英社オレンジ文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
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ブクログレビュー

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  • いこ

    いこ

    このレビューはネタバレを含みます

    初恋は報われないと言うが、この場合は難易度が高すぎる。
    恋する相手には笑いかけられないし、冷たい態度を取らざるを得ないのに、真実も告げられない。
    告げたら最後、相手が死んでしまうから。

    荊の呪いなので、某眠り姫を彷彿とさせつつ、その呪いをかけられるのは16歳になってから。
    呪いをかけられ、善良な巫女の命懸けの上書きで最悪の事態は回避……今にして思うとできていない気もする。
    巻末で最悪の状態になってしまうので。
    今のところ全く救いがない状況。
    着地点としては、キリアンによって救われる展開ではないかと予想するが、果たして。
    彼女の心のなかには、まだエドワードいるしなあ。
    でも、エドワードとの明るい未来は全く見えてこない。

    そもそも、彼女の母親である女王の思惑が全く分からないのが不気味。
    この話では風呂敷を広げるだけ広げた状態なので、次巻でまとまるのか、それとも更に広がるのか。
    少なくとも、拗れに拗れた今の状況から少しでも救いのある展開を迎えてほしいと切に願う。

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    投稿日:2022.03.05

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