【感想】アメリカはいつも夢見ている

渡辺由佳里 / ワニの本
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • みけ猫

    みけ猫

    ポジティブになれる自己啓発本を求めている人にはおすすめ。
    でも私は今は特にポジティブパワーも自己啓発も求めていなかったので、この本は啓発濃度が高過ぎて、やや胃もたれしました。うっぷ。
    She is a great fan of her familiy and herself、というところが前面に出過ぎちゃってるのが胃もたれの原因かな~。

    トピックの中では、日本の幸福度の話がおもしろかった。
    あの世界の幸福度ランキングって何を指標にしているんだろうかと私なりに想像していたけれど、「他者への寛容度」も計算に入っていたとは意表をつかれた。
    なるほど~!とすごく納得。
    確かに、日本を息苦しくしているのって、「他者に対する寛容度」が低いことだわ、と目からウロコでした。

    ずっと長く外資系にいたのだけど、諸事情により、久しぶりにコテコテの日本の会社(お堅い系)で仕事をしてみたら、もう私には理解しがたい細かいところまで執拗にガイドラインがあって、少しでも違ってたらうるさいったらない。
    そのしょーもない不寛容さに、日々、浦島太郎的な衝撃を受けていたところだったので、特に納得した。
    大げさでなく、着ていく服や、フレックスと言いつつ就業時間、帰宅時間まで、あらゆることに対して自分の好きにできなくて、お互いに横目でチラチラと他の人の反応を伺いながら、どこまでOK?って探りつつ、落としどころを見つけていく感じ・・・・明文化されていることも、されていないことも、両方ともルールを読み間違えちゃいけない無言のプレッシャーが息苦しい~。

    そういう不寛容さも、サービスを受ける側に回ってみれば、細かいところまで手厚くて、人が変わっても一定の質が保たれることになって、非常にありがたいところでもあるんですけどね。
    でも、やっぱりみんな辛いと思っているんだから、もう少しユルくてもいいんじゃないかなぁ。
    と最近、とみに思います。
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    投稿日:2023.04.29

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