【感想】奇書の世界史2 歴史を動かす“もっとヤバい書物”の物語

三崎律日 / KADOKAWA
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • いこ

    いこ

    前作より専門的な話が増えた印象。
    特に『農業生物学』は動画版のときも今回もじっくり噛み砕かないと飲み込みづらかった。
    あの語り口だからこそ読める!

    個人的には『Liber Primus』のワクワク感が好きでした。
    インターネットが普及した時代だからこその暗号もの。
    これが自分も生きるリアルの時間軸において一部界隈ながら本当に話題になっていたところに、この上ない興奮を覚えた。

    番外編は切り口が変わるので、毎回楽しみにしていて、今回の「今後奇書になるかもしれない」某説の紹介は、また視野の広がる話で勉強になった。
    3作目も出るのだろうか。
    楽しみだ。
    (一方で内容についていけるか心配でもある)
    続きを読む

    投稿日:2023.01.01

  • がーくん

    がーくん

    奇書が生まれた背景や物語を描くのがうまい。
    単に知的好奇心を煽る書籍の紹介に留まらず、歴史のレンズを通して現在目の前で起きていることに疑問を抱くきっかけとなる。

    投稿日:2022.09.25

  • 探耽(たんたん)

    探耽(たんたん)

    著者の投稿動画「世界の奇書をゆっくり解説」の内容を加筆修正したシリーズの2巻目です。
    前著と同様に、書物が持つ影響力を改めて認識させられました。
    非常に深く掘り下げた研究と簡潔明瞭な解説により、奇書の面白みが全面に押し出されていると感じます。
    特に印象的であったのが『Liber Primus』で、ネット上と現実世界で繰り広げられた暗号解読の濃さに驚愕し、その真意が大変気になりました。
    規模としては個人ではなく組織的な活動のようですが…何もかもが謎です。
    文字や数字は人類が創造した人工物ですがそこには計り知れない情報量が秘められ、図書には膨大なそれが封じられています。
    その絶大な力を感じられた一冊です。
    続きを読む

    投稿日:2022.07.18

  • あぱっち

    あぱっち

    前巻に引き続き世界のその書物に対する評価が大きく変容してきたものを紹介している。全巻よりもその書籍の紹介というよりは、その分野の歴史を紹介している印象。

    投稿日:2022.07.12

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