【感想】異世界おじさん　７

2024年4月8日（月）にゲオ三国本町店でレンタル。4月10日（水）に読み始め同日読み終える。アニメの第1期はこの途中まで。

おじさん、相変わらずのテンションで好きです。
今回はセガ少なめかなぁ。
どうやってこちらの世界に戻ってきたのかとか確かに気になるかも。

読書録「異世界おじさん7」4

著者　殆ど死んでいる
出版　MEDIA　FACTORY

p158より引用
“「おじさんは投獄とかされてもすぐにきび
きび動けてすごいね」
と僕（たかふみ）が言うと
「…無駄な抵抗をしないのがコツだ
体力を温存しておけばいざという時
さっと動けるんだ」
とおじさんが教えてくれました
「いざという時が来なかったらそれはもうしょ
うがない」ともいっていました
個人の努力ではどうにもならないこともある
そうです
そうですよねー”

　異世界から帰還したおじさんを主人公とし
た、ファンタジーコメディ漫画。
　おじさんの異世界での体験を、友人を含め
た三人で見ている主人公・おじさんたち。大
体ひどい目に遭う記憶なのだが、ようやく異
世界での魔法を交えた本格バトルになりそう
な場面に、甥のたかふみは期待を寄せる…。

　上記の引用は、何度も窮地に陥りながらも、
現世に生還したおじさんの教え。
何でもかんでも自分の努力で解決できると思
うのは、人の奢りなのかもしれませんね。
　今巻はセガ成分がカバーしたの表裏くらい
しかなく、少し不満です。しかし、もうすぐ
アニメ化されると思うと、嬉しくて仕方あり
ません。
　オークと間違われながらも、異世界で仲間
も増えたおじさんの活躍は、どこにむかうの
でしょうか。連載が長く続いたら、異世界の
仲間たちが現世に転移してくる展開にも、な
るのかもしれません。

ーーーーー続きを読む

どうせこの漫画のことだから魔炎竜を倒す展開もおじさんがあっさり倒してしまうのだろうと、予想していたのだけど、まさかあれ程までの大激闘が描かれるとは思わなかった
戦っているのは殆どおじさんと翠だけ。でも…、幾つもの戦いを共に過ごしてきた二人だからこそ発揮できる最高のコンビネーションと二人が出す最高火力が魔炎竜を討ち滅ぼす展開には胸が熱くなるね

そしてこれだけの激闘が終われば戦いの後の光景も普段と違ったものになるようで。あの人間不信拗らせているおじさんが皆に感謝して頭を下げるとは……
また、戦後の気が抜けた空気感を象徴するかのようにイチャイチャしだすおじさんとヒロインズの様子には微笑ましくなるね。……まあ、その遣り取りは翠にとって非常に不機嫌になる代物になったようだけど(笑)
いや、幾ら何でもあれだけ焦らして嘘ついてきた本名をこのタイミングでアリシアやメイベルにあっさりばらしてしまうのは流石に人が悪すぎるよ！これで翠に殺されないのが不思議なくらいだよ！


そして36話から始まるのは囚われの身となったおじさんを巡る一騒動か…。魔炎竜を倒したのに糾弾されて、おじさんを助けようと仲間達が暗躍して…という状況なのに、当のおじさん自身はこの吊るし上げられる状況をあるあるネタとして受け入れているのが最大の笑いどころなのかもしれない
ていうか、おじさんったら仲間を放っておいて翠にとって因縁のある相手を助けるために奔走してるって流石にどうなの……。おまけにその過程でとんでもない誤解が幾つも発生しているし……(笑)

最終的にみんな助かったんだし、終わりよければ全てよし、という事なんだろうか……(笑)続きを読む