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石原慎太郎 / 幻冬舎文庫 (3件のレビュー)
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murahiro9311
69歳の時に執筆したベストセラー『老いてこそ人生』を、87歳になった著者は、「70にもならぬ男がたとえ物書きだとしても老いを含めて人生を語るというのは身の程を知らぬ僭越としかいいようがありません」と述…懐 最晩年に達した今だからこそ実感する「老い」という現実。そして、古今東西の偉人たちの晩年のエピソードも交えながら語る「老い」という人生の味わい。【目次】 第1章 「老い」の定義 第2章 親しい人間の死 第3章 長生きの是非 第4章 肉体的挑戦 第5章 執着の断絶 第6章 過去への郷愁 第7章 人生の配当 第8章 老いたる者の責任 脳梗塞を克服して退院した時、著者は自宅の庭のありきたりな立ち木の枝葉が陽に映えているのにしみじみ見入り、それを「迫りくる死のもたらす感覚の成熟」と覚った。老いなければ見られないもの、感じられないもの、極められないものが確かにある。死という最後の未来と向き合い、身にしみた老いの本質とは? 限りある人生を味わ尽した。続きを読む
投稿日:2023.07.30
nono
このレビューはネタバレを含みます
>『老いてこそ人生』から18年。 これが2020年の話しだから今から20年前か。。。 そうか、もうそんなに経つのか。。。 Amazonより------------ 人生の成熟がもたらす 最後の楽しみとは何か。 ベストセラー『老いてこそ人生』から18年。 たどり着いた新たな境地 69歳の時に執筆したベストセラー『老いてこそ人生』を、87歳になった著者は、「70にもならぬ男がたとえ物書きだとしても老いを含めて人生を語るというのは身の程を知らぬ僭越としかいいようがありません」と述懐する。 最晩年に達した今だからこそ実感する「老い」という現実。そして、古今東西の偉人たちの晩年のエピソードも交えながら語る「老い」という人生の味わい。 脳梗塞を克服して退院した時、著者は自宅の庭のありきたりな立ち木の枝葉が陽に映えているのにしみじみ見入り、それを「迫りくる死のもたらす感覚の成熟」と覚った。老いなければ見られないもの、感じられないもの、極められないものが確かにある。死という最後の未来と向き合い、身にしみた老いの本質とは? 限りある人生を味わ尽くす全八章!
投稿日:2022.05.30
ひるあんどん
石原慎太郎らしい主張の老いについてのエッセイ。親しい友人の死は悲しいけれど「俺はまだ生きている」という思いも抱くというのは若造にはわからない心境ですね。
投稿日:2022.04.03
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