【感想】日本の総理大臣大全――伊藤博文から岸田文雄まで101代で学ぶ近現代史

八幡和郎 / プレジデント社
(1件のレビュー)

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  • 探耽(たんたん)

    探耽(たんたん)

    太政大臣の三条実美から総理大臣の岸田文雄までを網羅している政治史の一冊です。
    公家の三条実美や岩倉具視から薩長の総理大臣である伊藤博文へ移り変わり、戦時内閣、終戦処理内閣、自民党内閣や連立内閣といった今に至るまでが綴られています。
    現代の政治に見受けられるポスト争いやスキャンダルや退陣理由などを過去の政治と比べると、驚くほど同様の事案が続いていることに気付かされ驚きました。
    世代交代で過去の失敗から学ぶ姿勢が続かずに同じ轍を踏むのは、やはり人間だからなのでしょうか。
    機械のようにはできないし機械のように運営する必要はないのですが、人間らしい政と愚かさは無関係だと信じたいのです。
    日本はアジアで先立って欧化することにより発展し、それを成し遂げただけでなくお手本にしていた白人国家を超える部分を持つ国です。
    不可能を可能にしてきた国であり倒れても起き上がる国であることは確かですが、今後もそうありたければ官民一体となって勤労勤勉な日本人に戻る必要があります。
    一億総員のやる気を結集すれば、我々には出来ないことより出来ることのほうが多いと考えます。
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    投稿日:2022.07.13

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