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蝉谷めぐ実 / 角川書店単行本 (32件のレビュー)
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toshi8787
このレビューはネタバレを含みます
歌舞伎を知らない武家の娘が女形の歌舞伎役者のもとへ嫁ぐ。 身も心も女に漬かる役者に何故彼女は求められたのか?。そこにはとある意図があった。意図を知りつつ暮らすうち、次第にその意図とは離れ、互いが惹かれ合うようになり、最後には、、、というお話。 歌舞伎の演目とリンクした物語の展開、お互いが一見反目しあいつつも夫婦の絆を感じさせる部分、役者の女房と夫の女房との葛藤、などがよかったですなぁ。
投稿日:2024.05.18
夏しい子
少し前の少女マンガのよう。 ドジっ子というほどじゃないけれど、最初の方は芝居の女型の夫を夫が望ようには支えれてなかった妻。 けれど少しずつ二人はいい感じになっていって というところなど少女マンガっぽい…。 にしても、しばらくはところてんが怖くて食べれません。続きを読む
投稿日:2023.06.06
Kazuko Ohta
武家の娘・志乃が嫁いだ相手は歌舞伎役者。しかも大人気の女形・燕弥。芝居好きの娘ならともかく、これまで芝居をまったく知らなかった娘は芝居を学ぼうとするわけではありません。けれども、家でも女として振る舞う燕弥を支える志乃は健気でもあり、逞しくもあります。病に罹ったと知って役者を辞めようとする燕弥。役者でなくなれば男になる。そうしたら夫婦として普通に穏やかな家庭を築くことができたでしょうに、彼は死ぬまで女形でいるべきだと感じた志乃が一発かますシーンにはシビれました。志乃に惚れてしまいそう。大変だな、役者の女房。
投稿日:2023.05.21
hosinotuki
歌舞伎女形の女房になった志乃は自分より美しい女と暮らすことになる。女としてではなく女形の妻としての生き様覚悟に至るまでの決意まで、時姫、清姫、雪姫と燕弥が演じるごとに変わっていく志乃の気持ちを描いている。 役者というものは本当に業の深いものだと感じた。
投稿日:2023.05.18
tanosimi
最初は馴染みの無い文体と感じたけれど物語が進むと徐々にのめり込んでいく。 いろんな形の夫婦があって 志乃がしだいに燕弥の中の姫様と共に生きるその心意気が美しく 時々入る間の良い擬音が本当に聞こえて…くるようでリズムよくて 芝居を観ているよう。続きを読む
投稿日:2023.04.29
ななみ
江戸時代の女性の扱いとか武家の女の振る舞いとかに少しイラッとして感情移入がしにくかったが、最後まで読めばなかなかでした。
投稿日:2023.04.24
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