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赤瓦もどむ, 日向夏, 星海社 / 花とゆめ (1件のレビュー)
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タカツテム
優秀な能力者だらけの学校に一人だけ落ちこぼれ……というとよくある導入だけど、本作の場合は主人公のナギが「どうして何の能力も発現しないのか」という現象があまりにもレアケース過ぎて人々の注目を集めていると…いうのはちょっと面白い展開かも 惟神學園に入学できたのだから何かしらの才は持っているはず。けれど何の兆候も見せない。それは落ちこぼれという評価は変えないままにナギの特殊性を強調するものになっているね そんな彼女が持っている特殊な能力らしきものとして既に描写されているのは相手の神通力をカット出来る点なのかな?祖母から教わったのか、それとも別の方法か。他者の能力に干渉できるなんて普通の神通力じゃ無さそうだけど ただ、2話の描写を見る限り、能力キャンセラーでも無さそうな。ナギのよく判らない力は作中人物だけでなく、読者すら惑わせるものだね 神様になる気はなかった。素質が有るわけでもない。それでもナギが神様を目指そうとするのは寂れてしまった実家の神社を知っているから、神さまとして憧れる姿を目の前にしたから その心意気は非常に気持ちの良いものなんだけど、やっぱり能力の詳細が判らないという点は足を引っ張っている。代わりにナギの魅力として描かれるのは人柄の良さと身体能力だね 幼い頃から英才教育を受けてきたわけではないから、人を持っている能力で判断しない。だから能力のために孤独感を醸し出していたみるるとも積極的に関われて友達になれたし、能力者しか居ないクラスでも腐らずにやって行けている ただ、やっぱり他の良さがあったとしても、神様学校として本来求められている能力を全く使えないというのは大きなハンディキャップとなってしまうわけで それぞれが持つそれぞれの能力を駆使してスタンプを集める課外活動。やれる事が少ないナギは焦るあまり独断専行…… 彼女のこういった行動を改めるには彼女自身が自分の価値を認めるか、それか自身の能力を把握するかのどちらかなのだろうけど……続きを読む
投稿日:2022.06.18
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