【感想】みんなが知りたい!宝石のすべて きれいな石の成り立ちから美しさのヒミツまで

「宝石のすべて」編集室 / メイツ出版
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • マメム

    マメム

    ブックサンタ2023向けに寄付
    https://booksanta.charity-santa.com/

    投稿日:2023.11.19

  • かとのひも

    かとのひも

    このレビューはネタバレを含みます

    〇読み応えあった。取り上げた宝石の組成や由来、伝説や歴史、雑学なと幅広い
    〇写真豊富、ジュエリーコレクションにうっとり
    〇最後の章の宝石たちが、なぜ他の宝石と一線を画しているか、最初に述べられているとわかりやすいかも
    〇鉱石じゃない宝石が自分にはちょっとわかりにくかった
    〇宝石に関するスピリチュアル的なことの記述もある

    ・知っておこう!宝石のあれこれ
     宝石とは、希少性が高く外観が美しく、モース硬度が7より高い天然鉱物のこと
     …7以下のものや例外もある
     宝石はどこで生まれるか
     岩石の種類
     宝石の分類基準
      結晶系、モース硬度、成分、色、割れ方

    ・五大宝石
     ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、パール(←国によって異なることもある)
     ※コロンブスと真珠
     ※日本と真珠

    ※東洋と西洋の宝石に対する価値基準
     上記は西洋。透明感や色彩など照明の下の美しさ
     東洋の四大宝石は、珊瑚・翡翠・ラピスラズリ・真珠
     風水的な要素

    ・魅惑の宝石たち①等軸晶系
     3本の結晶軸の長さが等しく、直角に交わっている
     パイロープガーネット、スピネル、フローライト(飛行石のモデル?)、ソーダライト

    ※宝石の鑑別
     屈折率・偏向性の検査、拡大検査、重量・寸法、鑑別書の発行(※鑑定書はダイヤモンドのみ)

    ・魅惑の宝石たち②三方晶系
     長さの等しい3本の対称軸がお互いに120°で交わり、交わった点に1本の垂直な軸が交わる結晶軸を持つ三方晶系の宝石
     アメシスト、ロック・クリスタル、カルサイト、ヘマタイト(黄色の原料の1つ)、シンナバー(竜の血)、

    ※カッティング技法
    ファセットカット…ブリリアンカット、ステップカット、ミックスカット
    カボションカット…シングルカボションカット、ダブルカボションカット

    ・魅惑の宝石たち③斜方晶系
     長さが異なる3本の結晶軸がお互いに直角に交わっている斜方晶系の宝石
     トパーズ、ペリドット(隕石に含まれていることも)、アンダリュサイト、アレキサンドライト、アイオライト(バイキングのコンパス)

    ※誕生石
     ヨハネの黙示録に描かれた12の宝石が基礎
     1月ガーネット、2月アメシスト、3月アクアマリン
     4月ダイヤモンド、5月エメラルド、6月真珠
     7月ルビー、8月ペリドット、9月サファイア
     10月オパール、11月トパーズ、12月ターコイズ

    ・魅惑の宝石たち④単斜晶系
     長さが異なる3本の結晶軸を持ち、斜めに交わる2軸に対して第3の軸が直角に交わっている単斜晶系の宝石
     ジェダイド(翡翠・日本では縄文時代からのお付き合い、日本の国石)、ネフライト、ムーンストーン、マラカイト、タイガー・アイ、サーペンチン、エピドート、ジプサム(石膏、デザートローズも)、マイカ(雲母)

    ・魅惑の宝石たち⑤六方晶系
     長さが等しい3本の結晶軸が同一平面上でお互いに角度120°で交わり、さらにその3軸と直角に交わる結晶軸を持つ六方晶系の宝石
     トルマリン、アクアマリン、アゲート(瑪瑙)、カルセドニー(玉髄)、スギライト、珊瑚(コーラル)

    ※宝石となった生き物たち
     鼈甲、象牙

    ・魅惑の宝石たち⑥正方晶系、三斜晶系
     お互いに直角で交わる3本の結晶軸のうち2軸の長さが等しく、上下軸のみ長さが異なる正方晶系、長さが異なる3本の結晶軸がお互いに斜めに交わる三斜晶系の宝石
     ジルコン(地上最古の鉱物と言われている)、ターコイズ

    ※模倣宝石
     合成石、人造石、模造石

    ・まだある魅惑の宝石
     結晶や鉱物ではないもの、生き物が作るもので宝石と言われているもの
     オパール…非晶質だが鉱物として認定
     ラピスラズリ…複数鉱物の集合体、最古の宝石の1つ
     琥珀(アンバー)…樹液、燃える
     ゼオライト…たくさんの穴と隙間があり水をふくむ
     アンモライト…化石、アンモナイト 

    ・博物館
     岡山県の妖怪屋敷と石の博物館が気になる

    〇人口衛星の窓は人口サファイア!

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    投稿日:2023.02.09

  • ビンゴ

    ビンゴ

    宝石の国をみてにわか宝石ファンになって読んでみた。
    写真がキレイ。組成や結晶構造の分類など、説明が少し専門的かなと思うけど、そういう方が好み。

    子供向けの宝石図鑑何冊か読んだが、どれも少し内容が軽すぎた。読んだ中ではこれが一番良かった。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.14

  • snow222

    snow222

    [図書館]
    読了:2022/7/8

    学習用だから、分かりやすいかといえばそうでもない…例えばアレキサンドライトは太陽光と白熱光で緑から紫に変わり、「まるで2つの別の宝石があるかのよう」と書きながら、緑の写真しかない。宝石の成り立ちもなんとなくマグマと火山のイラストが書いてあるだけで、どういう流れで鉱物が出来上がり地表に出てくるのかは分からない。
    「その物事をよく分かった人」が分かりやすく書いたのではなく、よく知らない人が調べただけで表面的な理解だけで書いた(それを簡単に分かると言っている)本、という感想。
    続きを読む

    投稿日:2022.07.08

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