【感想】この橋をわたって(新潮文庫)

新井素子 / 新潮文庫
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
0
5
4
1
0

ブクログレビュー

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  • りんご花

    りんご花

    このレビューはネタバレを含みます

    少し書き方に特徴がありましたが、それぞれ話は良かったかなと思います。
    なごみちゃん一家の試練厳しすぎないですか。正直雨のところとか、わからせるためとはいえなかなかきついと感じました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.05.03

  • nao

    nao

    相変わらず漫画っぽいんだけど、何だか、らしくない感じ。あとがきを読むと割とチャレンジングな作品を集めた一冊らしいから、そのせいかも。しかし「なごみちゃんの大晦日」はあまりに冗長。途中で何度も、もういいかな…と思った。読んだけど。続きを読む

    投稿日:2024.04.28

  • pouty-newt

    pouty-newt

    新井さんの色が薄めで、どこか遠い太鼓のような試験的な感じを受けていたら、後書きに書いてありました。
    軽めで気軽に読めるけど時々コバルト初期の色が恋しくなります。

    投稿日:2024.03.15

  • keiko

    keiko

    友達から回ってくる本は、自分で選んだものでないので、ちょっとした驚きがある。
    この本を見た時、わ、新井素子さんだ、なつかしーと思った。
    中学生くらいの時、流行ってたなぁ。
    私は3作品くらいしか読んだことないけど、この本を読み始めてすぐ、新井さんっぽいと。
    短編集なので、読みやすいけど、人によっては読みにくいと感じるかもしれない。
    でもそれは、個性のある作家さんだからだろうし、他の人とは違う魅力なんだろう。
    うまく言えないけれど。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.09

  • マッピー

    マッピー

    目次
    ・橋を、架ける
    ・黒猫ナイトの冒険
    ・妾(わたくし)は、猫で御座います
    ・倍倍ケーキ
    ・秘密基地
    ・お片づけロボット
    ・碁盤事件
    ・なごみちゃんの大晦日

    この本が出る2年前、読者主催の「新井素子作家生活四十周年記念パーティ」が行われたという、その、お返しの本なのかな、と思いました。
    書下ろし長編のイメージが圧倒的に強い著者が、ショートショートや連載小説に挑戦した、それらの作品が収録されています。
    既読は『妾は、猫で御座います』のみ。

    だけど、どれも既読感がないわけではありません。
    なにしろ新井素子なのだから。

    40年変わらない文体、テーマやアプローチもなんなら変わっていないのです。
    1ページ目から最後のページまで新井素子でしかない本でした。

    新井素子ファンはもしかしたら文体が大事なので、ネタバレOKと言ってくれるかもしれませんが、大事を取ってネタバレはしないことにします。

    ただ、『お片づけロボット』については、私も言いたい!
    そう。
    欲しいのはお掃除ロボットではなく、お片づけロボットなのよ。
    ごみを分別し、あるべきものをあるべき場所に収納してくれるロボット。
    出しっぱなしよ、さようなら。

    それから、必要な書類、紙ごみ行きのチラシ、シュレッダーが必要な個人情報が記載された紙を分別して処理してほしいの。
    で、手書きのメモは必要な場合が多いことを理解してほしいの。
    10さんが読んだ新聞は縛って、未読の新聞は畳んで隅っこに積んで欲しいの。
    どうして紙って増えるんだろう。
    メーカー様、どうか開発よろしくお願いいたします。

    ”確かに、どんなにひとが努力をしようとも、それが叶わないことはある。いや、むしろ、その方が多いかもしれない。だが、ひとが人事を尽くさなければ、天命は、絶対に、来ない。これだけは、確かだ。”

    デビューのときからずっと彼女の本を読み続けてきたおかげで、私の中の相当な部分は彼女の本の影響を受けている。
    例えばこの、「人事を尽くして天命を待つ」。
    これはもう、私の行動規範の根幹だ。
    往々にして天命は降りないけれど、人事は尽くすよ。
    卑怯者にはなりたくない。
    という、青臭さよ、一番の影響は。
    続きを読む

    投稿日:2023.10.22

  • quality45

    quality45

     パワーショベルなどの重機がない頃の橋を作る様子や、夏目漱石の「吾輩は猫である」を作者風にとらえた作品などがあり、楽しく読めた。

    投稿日:2022.10.20

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