【感想】「旧説vs.新説」幕末維新43人

「旧説vs.新説」徳川幕府方の人物評：
徳川慶喜　最後の将軍は何に敗れたのか
天璋院篤姫　徳川家を救った江戸城最後の城主
井伊直弼　強権政治家が求めた幕府本来の姿とは
岩瀬忠震　外国使節と渡り合った真…の「開国の父」
勝海舟　「口数の多さ」が評価を難しくした小栗上野介　近代日本のトップランナー
大鳥圭介　「常敗将軍」のいわれなき汚名
榎本武揚　やせ我慢を捨てた幕末.明治の技術官僚？
渋沢栄一　過激な志士から「資本主義の父」へ
徳川奇昭　忘れられた尊王攘夷の権化
松平春嶽　時代の空気を読み違えた名君
松平容保　本当に「悲劇の主人公」なのか
河井継之助　悲劇の敗者が見せた驕り
西郷頼母　藩の滅亡を救えなかった頑迷な性格
佐久間象山　理解されなかった天才「先覚者」
清河八郎　策謀家の汚名を着せられた草莽の志士
近藤勇　勤王の志士の敵役は残忍な人殺しか？
土方歳三　「鬼の副長」がまとった虚像

「旧説vs.新説」維新政府方の人物評：
鍋島閑叟　日本の近代化をリードした殿様
島津久光　名君の弟がこうむった汚名
山内容堂　陰謀に蹴散らされた歴史的な「正解」
西郷隆盛　薩長同盟は西郷の手柄にあらず
大久保利通　「明治政府トップ」の真の評価
小松帯刀　忘れ去られた若き名家老
五代友厚　近代国家を設計した薩摩藩士
桐野利秋　「人斬り」と呼ばれた男の実像
大村益次郎　「変人エピソード」はフィクション
吉田松陰　弟子によってつくられた「偉人」
桂小五郎　「逃げ」の選択はチャンスをつかむため
井上罄　総理になり損ねた維新の功労者
高杉晋作　「奇兵隊」の創設者は近代的な平等主義者か
久坂玄瑞　「倒幕」へのアクセルを踏んだ男
伊藤博文　脇役から主役になった初代首相
武市半平太　藩内抗争に翻弄された土佐の志士
岩崎弥太郎　財閥の祖となった「龍馬のラィバル」
坂本龍馬　維新の「影の立役者」は真実？
板垣退助　人生を戦いに捧げた土佐の武闘派
吉村虎太郎　「討幕の先駆け」となったのか
中岡慎太郞　龍馬を超えた幕末の黒幕
江藤新平　揺れ動く人物評価の真相
大隈重信　「大政奉還」の発案者だった？.
岩倉具視　維新の変第は「デモ」が始まり？
三条実美　本当に「無能な首相」だったのか続きを読む