【感想】柔術狂時代 20世紀初頭アメリカにおける柔術ブームとその周辺

藪 耕太郎 / 朝日選書
(2件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • kun92

    kun92

    さまざま輸出された日本の一つが、神秘の柔術だったのね。
    見せ物と、身体文化という若干筋と違ったところで広がったようだ。日露戦争辺りまでは日本への好意もあってかなり受け入れられたみたいなんだけど、対日感情の悪化と、米国レスリングブラボーに相転換して一気に廃れた。
    柔道はまたちょっと違う道だったらしいが、コンデコマも順調ではなかったのな。この後ブラジルでグレイシーと出会って、となるんだろう。
    そこには至らず。
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    投稿日:2022.09.02

  • Go Extreme

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    第1章 熱狂のとば口―ジョン・オブライエンと20世紀初頭のアメリカ
    補論1 世界大戦と柔術―リッシャー・ソーンベリーを追って
    第2章 柔術教本の秘密―アーヴィング・ハンコックと「身体文化」
    補論2 立身出世と虚弱の克服―「身体文化」からみた嘉納治五郎
    第3章 柔術家は雄弁家―東勝熊と異種格闘技試合を巡る物語
    補論3 私は柔術狂!―ベル・エポック期パリの柔術ブーム
    第4章 柔道のファンタジーと日露戦争のリアリズム―山下義韶と富田常次郎の奮戦
    補論4 日本発祥か中国由来か―「日本伝」柔道を巡って
    第5章 「破戒」なくして創造なし―前田光世と大野秋太郎の挑戦
    補論5 「大将」と柔術・「決闘狂」と柔道―南米アルゼンチンにおける柔術や柔道の受容
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    投稿日:2022.01.20

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