【感想】片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

道尾秀介 / 新潮文庫
(394件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
43
132
133
43
9

ブクログレビュー

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  • やはもん

    やはもん

    またしても友人Kからのお下がり本。

    この作品の主人公は「主人公」感が強い。
    道尾秀介特有のヌメっとしたテイストはありつつも、「こいつならやってくれるんじゃないか」ふとそう期待してしまうような、常にどこか光を感じるようなストーリーだった。

    終盤のシーンは、まるでアクション映画を見ているかのような疾走感が包む。

    そして何より、小説でないと成立しない道尾秀介らしいギミックが読み応えを増幅させたし、「やってくれたなぁ」と思わされた。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.24

  • パンダマン

    パンダマン

    このレビューはネタバレを含みます

    ハンデキャップ、障害を抱えるひと、そしてそれらを取り巻く環境への問題提起となるような一冊。
    サクサク読み進められて、楽しかった。

    主人公耳がない
    冬絵目が小さめ(身体的ハンデというコンプレックス)
    秋絵ジェンダー
    ほさかくん車椅子
    マンションの住人(鼻がない、目が見えない、腕がない、、、)

    殺人のトリックや聴力が良過ぎるというトリックが後半明かされてすっきり。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.18

  • えむあーる

    えむあーる

    道尾ファンとしてはあまり好まない作品。わからないことだらけで読み進めていった。最後の最後まで回収が難しい、頭のいる作品。

    投稿日:2024.03.05

  • いまいち@tkkt

    いまいち@tkkt

     如実トリックの魔術師こと、道尾さんの小説。全体的に伏線を張り巡らす形で展開していくストーリー。残念なのは、如実トリックの部分が物語を根本から覆すようなギミックではなかったことですかね。ただ、さすがに楽しい。ちなみに、この人が作成に協力した謎解きは、今までの中で一番楽しかったです。続きを読む

    投稿日:2023.11.28

  • ホラン千秋楽

    ホラン千秋楽

    思い込みが激しい人ほど騙される作品。
    解説にもある通り、文体が軽くて読みやすかった。
    片眼の猿という意味と、この本の主題が面白かった。

    投稿日:2023.11.27

  • JINTA(じんた)

    JINTA(じんた)

    ミステリーの要素もさることながら、メッセージ性も強い作品。人間は自分と違うものを虐げる。虐げられた人間は時に傷つき、心にも傷がつくりそれでも前を向いて歩いていく力が人間にはある。そう気づかせてくれた作品。続きを読む

    投稿日:2023.10.24

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