【感想】強欲資本主義を超えて 17歳からのルネサンス

神谷秀樹 / ディスカヴァー携書
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 2.8
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ブクログレビュー

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  • むらけん

    むらけん

    アメリカでインベストメント・バンカーをやっている神谷秀樹さんの著書です。
    リーマンショックに始まった不況は、強欲資本主義の行き着く先の姿でる。
    日本人の若者には違う価値観を持って、心のルネサンスを日本から巻き起こして欲しい。
    という想いで書いたということです。

    現在の資本主義の在り方についてはの批判は、その通りと思いますが、その先のルネサンスを若者に期待するのはずるいですね。
    自分自身も批判した強欲資本主義時代を過ごし、ある程度の成功を収めたあとの発想を若者には最初からやれと言っても説得力はないです。
    続きを読む

    投稿日:2013.03.16

  • prepre1212

    prepre1212

    資本主義の先にあるものとは?

    →そもそも制限がある社会で無制限な利益の追求は成立しない
    一人一人が常に自分の心に真善美を問う必要がある

    投稿日:2012.10.29

  • makoto0302book

    makoto0302book

    【ポイント】
    8/「今世界が潮の変わり目である」ことを伝えたい。
    31/毎期増収増益という、永久に満足することのない利益の追求こそが「強欲資本主義」を支える根底のシステムである。
    32/制限がある社会で、「無制限な利益の追求」は成立しない。
    33/ダーウィン曰く、「大きいものよりも、環境に適応するものが生き延びる」と。
      環境に夜企業の選択は始まっている。
    57/米国に金融崩壊をもたらした背景
     ?行政・立法の問題、?金融市場の運営、?テクノロジーの発展と経済のグローバル化
     ?人類(先進国)全般における価値観の変化
      「利他心の欠如と過剰な自己中心主義の勃興」「異常な金銭欲と物質主義への傾倒」
      「人々の間の『共感』の欠如」
    84/インフレの防止と景気維持、金融機関の監督という三つの役割は相互に矛盾する、
      または対立するものであり、同時に完璧に果たせる人材はいない。
    94/今、日本人がしなければならないこと。
     一人ひとりが、「目を開いて、耳を開いて、心を開いて」先ずは現実をしっかりと捉える。
     ◆成長を望むなら、成長は技術革新をを通じてしかできないと腹をくくり、あらゆる部門で技術革新にチャレンジすべき。
    115/問われる「価値観」
      「人間の尊厳」こそが、僕たちが生活する上での規範の中心でなければならない。
      我々一人ひとりの尊厳。「家族」である。
    128/僕たち一人ひとりが、自分は何を望み、何を大事にしたいのかを自分自身の感性に問う。
    134/「平和」を前提にしか考えられない日本経済・・・
    161/「我々にとって共有できる価値観は何なのか」
    173/ 何を基準に生きて行ったらよいのか?
    「真・善・美」 「真の愛・善き心・聖なる美」 ←→「虚・悪・醜」
       迷いが生じたとき その「迷い」はいったい何から発生しているのかを考える
       「目を開いて、耳を開いて、心を開いて」先ずは現実をしっかりと捉える

    197/◆トヨタでさえ、公開株式会社としての「常に増収増益、より大きな市場シェアの獲得、
       販売台数世界トップ」といった計数目標にとらわれすぎて、本来の価値観(品質第一、顧客の信用第一)を見失ってしまっていたことを物語っている。

    続きを読む

    投稿日:2010.07.26

  • shio1204

    shio1204

    思い当たる節が多くてかなり反省。
    ウォール街で実際に働いていた人の話だからこそ、説得力がある。
    (すでにこの書き方からし強欲のかけらがでてるけど)
    最近目先のことを追いかけていることが多く、もう少し先のことも見据えなくてはいけないと思った。続きを読む

    投稿日:2010.07.11

  • S

    S

    ときおり制度的な提言はあったけど、基本的には強欲資本主義を嘆く感情論。

    17歳でもそれでは説得されないと思う。

    投稿日:2010.05.31

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