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国立国語研究所編 / 幻冬舎新書 (43件のレビュー)
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総合評価:
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あんこ
難しいところもあったが 日常的に疑問なく使ってた言語の歴史や 意外と不思議なところの理解が深まったので 面白かった
投稿日:2024.03.26
人生≒本×Snow Man
このレビューはネタバレを含みます
素朴な疑問に対して、学術的にきちんと答えた、ちょっとした読み物。 個人的な興味も大きいだろうが、人に話したくなるほどのネタはなかった。
投稿日:2024.02.25
まかろに
誰かに簡単に話せる豆知識的な内容が詰まっているのかと思ったが少し違った。面白おかしく誇張せず、正確に質問に答えるとこんな感じになるのかも。 深く考えずに母国語として日本語を使っているけど、こうやって読…むと言語ってとても複雑なんだなぁ。続きを読む
投稿日:2024.02.22
k
国立国語研究所所属の「日本語のプロ」たちが、寄せられた日本語に関する疑問にアンサーを出していくという構成の本。 日本語や言語全般がテーマの雑学本というテイストが強いが、知らない知識も多くあり面白かっ…た。 「やばみ」の「み」ってなに? サピア・ウォーフ仮説 「思う」と「考える」の違いは? 日本人が好む語感とは? こうした種々様々なテーマについて解説される。 過去のに疑問に思ったことがあるものも、まったく考えてすらいなかったものもあった。 ライトな本なので、箸休め的に読める。続きを読む
投稿日:2023.10.12
あおりんご
日本語に関する蘊蓄が満載されています。元号の謎、干支の不思議、ちょっとした言葉選びでの疑問などおそらく少しは考えたことのある日本語に関する疑問の答えがこの本にありました。日本語深いですね。
投稿日:2023.09.30
栞
“言葉”に興味があって日本語教師を目指したこともある私にとって、なんだか読みたくなった本。 特に音位転換(シミュレーション→シュミレーション)は私が無意識によくやってしまうことで、その「無意識」の中身…を知れると面白い。 思考のツールとして使っている“日本語”の特徴や日本語の世界の切り取り方を知ることで、自分が見ている世界をもう一度捉え直すことができるのが好き。 ・日本語の文法は「新語」受け入れに向いている。 ・語形変化が少ない分、外来語を受け入れるのが楽であるように思います。 ・「単語単体と、文法的機能を表す部分とが分けて表現される」という日本語の文法的特質は、外来語をはじめとする「新語」の受け入れにおいては大きな効力を発揮します。 ・発音のゆれ。「ゆれ」とは、ある一つの言語表現が複数の実現形式を持ち、それらが併存している状態を差します。 ・発話者が発声を規則的に怠けたり、一定の環境において音の変化が体系的に生じたりすることによって、「発音のゆれ」が生じるわけです。 ・「シミュレーション」→「シュミレーション」は、「前後の音が入れ替わる場合」に該当します。前後の音が入れ替わるこの現象は、「音位転換」と呼ばれます。特にこの場合は、別に存在する「趣味(シュミ)」という語の発音に引きずられて、「シュミレーション」と発音してしまったのかもしれません。 ・[強弱強弱]の長長構造と[強弱強]の長短構造を好むのは、元号だけでなく、日本語の一般的な特徴です。たとえば、赤ちゃん言葉はマンマ、オンブ、ダッコ、クック、バーバ、ジージのような長短(強弱強)の語と、ポンポンやブーブー、ハイハイ、ナイナイのような長長(強弱強弱)の語に二分されます。続きを読む
投稿日:2023.08.02
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