【感想】天に焦がれて

パオロ・ジョルダーノ, 飯田亮介 / 早川書房
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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ブクログレビュー

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  • kei1122

    kei1122

    このレビューはネタバレを含みます

    舞台は1990年代前半の夏、南イタリア、サレント地方。テレーザは祖母の家のプールに夜中忍び込んだ男子3人と知り合いになる。

    普通の数人の男女の恋物語だろうか、と読み始めたら「ええ?あれ?ええーーー(驚愕」という終わり方をしました。成長するにつれ変わる神様や自然と自分の距離、抗えない肉欲。映画のようでした。とても面白かったです。日本の作品では味わえない結末かも(日本だとベルンを助けると思うので)。

    テレーザが恋する男子ベルンはちょっと宮沢賢治っぽい。最近だと「らんまん」の牧野富太郎?この2人とは違い若気の至りで(テレーザ以外の)女性で失敗するんですが。自然を愛し共に生きるのは時間的にも金銭的にも大変だなぁと思うわけです(汗)テレーザの両親目線で読んでしまいました。

    「アマゾンといえば、まずミスをしない会社ですよ?」(P474)には思わず吹き出してしまいました。イタリアのAmazonってそんなに優秀なんですかね??( *´艸`)

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    投稿日:2023.09.25

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