【感想】カミュ伝(インターナショナル新書)

中条省平 / 集英社インターナショナル
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 残響

    残響

    大学生の時、よく読んだカミュ。当時はサルトルに敗北した形をとったとは知らなかった。カミュ=サルトル論争を読んだときには、サルトルの言っていることのほうが良く分からなかった(個人的にサルトルの著作は読もうと思っても解読できない)。そう、当時は共産主義という政治へのコミットが重要な位置づけとなっていたからで、資本主義しか残っていない現代ではカミュは普遍的に見える。カミュはまた地中海世界におけるキリスト教からの脱却を図っている。大学生のとき読みふけったのも、キリスト教的世界観からの脱却を図っていたという点で一致していたのだな、と。読み直したくなった続きを読む

    投稿日:2021.08.23

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