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石原健次, 矢部太郎 / アスコム (14件のレビュー)
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総合評価:
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たけ
違う角度から見た考え方。相手のことを考えられる本だと思う。昔話しを題材にしておりスポットに当てられなかった人物の背景、気持ち、思いをしっかりと考えており今後生きる上で必要な考える力を育む本でした!
投稿日:2024.01.01
もこ
息子用に私の母が買ってくれた本。 まだ年長さんだから10歳からの本は早いんじゃないかと思いましたが、これは学校の教科書として使うべき素晴らしい本でした。 童話探偵ブルースが秘書のシナモンと一緒に童話を…違った視点から読みといていくお話。 童話探偵とは世界の名作童話を読み解き現代に活かす新しい解釈を見つける探偵のことだそうです。 まず設定も面白い! そして秘書のシナモンの成長が泣ける。。 読んだ後心がとても温かくなりました。 この本を読んで子供たちに心の豊かさを是非学んで欲しいです。 大人にもオススメです。 そしてこの本を買ってくれた母にありがとうと伝えたいです。続きを読む
投稿日:2023.11.23
あつしお
このレビューはネタバレを含みます
大人の私でも、とってもためになる本だった。 若い頃からこんな思考で、物事を捉えることが出来ていたらもっと生きやすかっただろうな…社会に出る前に読んどきたかった。 今からでも遅くないよね(笑) ■印象に残った言葉 •正義の反対は、もうひとつの正義→色々な背景があるとは言え、お互いが相手の正義を想像できたら世界の争い事も… •傷つけられた時:私には、この人が知らないすてきなところがたくさんあるとつぶやこう。そうすれば、人に何を言われようが不思議と気になくなるものだよ。 •自分のものさしにおさまらない人をおかしいと避難したり、笑ったりしては自分の成長も止めてしまう。自分の常識が全てではないことを知り、相手の個性を『いろいろな人がいるからこそおもしろい』と受け止めると、視野を広く持つことができる。 •自分の思いは、言葉にして伝える努力をすべし→察して欲しいなとか思うのやめよう… •見えるモノだけがすべてではない。
投稿日:2023.08.31
ひろ
放送作家の石原健次さんという方が書かれた本です。以前、極楽とんぼの加藤浩次さんが「正義の反対は相手の正義」と仰ってたのをきっかけに、物事を色々な角度から考える力が育つよう執筆されたそうです。 1…話ごとに童話を取り上げ、読み解き、現代に活かす新解釈を見つける童話探偵が主人公です。 『北風と太陽』を現代に活かす新解釈 「自信と過信の境目を見誤らないように、 つねに冷静に自分の実力を見極めるべし!」 『梨売りと仙人』 「人は目の前の一部分だけを見て、どちらが正しいか、 正しくないかを決めてしまうことがある。 しかし、だれもが日々、いろんな出来事を積み重ねて、今がある。 目の前の小さな部分だけを見て、 すべてをわかったような気になってはいけない。 目に見えるモノは、その人のホンの一部。 目に見えないモノこそを、想像してみよう。 それこそが思いやりであり、人と人とが、 本当に理解し合える方法なのだ!」 「正義の反対は悪ではなく、相手の正義」 一方的に決めつけるのではなく、お互いの主張に耳を傾けなきゃなんだな。 ママ友に「中1の兄が物語文が嫌い」と相談したらお勧めしてくれました。登場人物の立場になって、色々な角度から考えてくれるキッカケになると良いな。 小学校3年生以上にお勧め。 一章読み終わる毎に親子で話し合うと楽しいかも? 童話の内容をしっかり理解してる子なら低学年から楽しめるかも?(我が家の一年生は怪しいから来年度以降)続きを読む
投稿日:2023.03.05
あいり
童話探偵ブルースの、想像のつかない読み解きで、ビックリした。この本を一言で言うと、思い込みは今すぐ捨てろ!発想の転換!って感じ? W しかも、童話の読み解きだから、話が分かりやすく、本が苦手な私でも、…最後まで楽しく読めた。 登場人物の性格も面白く、1ページ開くごとに、ワクワクがもう止まらない!?続きを読む
投稿日:2022.12.20
omj
「生きていれば、大勢の人との出会いがある。気の合わない人もいるし、傷つけられることもある。まずはそれを知っておくことだ。そして心の中で『自分には、この人が知らないすてきなところがたくさんある』とつぶやこう。そうすれば、人になにを言われようが不思議と気にならなくなるものだよ」 「正義の反対は、もうひとつの正義なんだよ」 「これからは、世界中の人とコミュニケーションをとり、どんどん自分の世界をひろげていける時代だ。見た目なんかで人を判断していると、取りのこされるのは自分自身。大切なのは、その人の本質を見極める力!それを身につけるべし!」 「人は、しあわせになるために生きていると言っても過言ではない。一方で人は、しあわせに慣れてしまいやすいものなんだ。たとえば君がずっとほしかった洋服を手に入れたら、最初のうちはうれしくてしかたないだろう?けど、何回か着れば、その服を持っていることがふつうになってしまわないかい?人は、自分の望みがかなって気持ちが満たされると、それが当たり前になって、いつも注意していたことがおろそかになりがちなんだ。」 「自分のものさしに当てはまらない人は、それはそれはたくさんいる。むしろ、そういう人のほうが多いくらいさ。そのことをよく理解したうえで、その人の個性としてみとめる習慣を身につけなければならないんだ」 「『伝わっているだろう』ではダメ! 『結果さえのこせばいい』でおダメ! 自分の想いは、言葉にして伝える努力をすべし。 でないと、ときに誤解され、いやな思いをすることがある。」 「人をきらう心というものは、イライラしたり口に出したりしているうちに、実際より、大きく、かんたんにふくらんだしまうんだ」 「生きていれば、ときには予期せぬことや、悪い出来事がおきる。そよときは、まず自分でその問題について。なにができるかを考える。自分だけではどうにもならなければ、すすんで人の手を借りるべきだ。それを繰り返していくうちに、トラブルを解決する能力がそなわっていく。」 「思いやりのある人は思いやりのある人にかこまれてるし、人をおとしれるような悪い人のまわりには、やはり悪い人がいる」 「人は目の前の一部分だけを、見て、どちらがただしいか、ただしくないかを決めてしまうことがある。しかし、だれもが日々。いろんなできごとをつみかさねて、今がある。見に見えるモノは、その人のホンの一部。目に見えないモノこそを想像してみよう。それこそが思いやりであり、人と人とが、本当に理解し合える方法なのだ!」
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