【感想】旧宮殿にて~15世紀末、ミラノ、レオナルドの愉悦~

三雲岳斗 / 光文社文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • marimoco

    marimoco

    15世紀のミラノを舞台に、レオナルド・ダ・ヴィンチを探偵役にした短編5編。
    消えた肖像画、失踪した令嬢など、すべて消失もの。消失もののトリックとしては王道な感じもあるけれど、カメラオブスクラとかブルネレスキの鏡とかダ・ヴィンチらしい仕掛けが取り入れられてて面白い。
    何よりレオナルド・ダ・ヴィンチだけでも興味深いのに、ルドヴィコ・スフォルツァにチェチリア・ガッレラーニまで登場。この時代が好きな人間には堪らない。
    中でも「二つの鍵」のロジカルな謎解きが一番好き。
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    投稿日:2016.08.17

  • stack83

    stack83

    天才といえばまず浮かぶのがレオナルド・ダ・ヴィンチだが、事実はどうあれすごく楽しめて読めた。登場人物が魅力的で、ストーリーもよく練られていてよかったです。

    投稿日:2011.02.12

  • kurodama

    kurodama

    15世紀末、ミラノを舞台にしたレオナルドダビンチを主役にしたサスペンス。
    短編が繋がっていくので、テレビの1話1話を見ていくようでテンポが良い。

    推理小説ながら、海外を舞台にしていて面白く読める。
    美術を中心に文化と犯罪が混じり合う。
    あまり日本では無いパターンかも。
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    投稿日:2008.09.14

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