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柚月裕子 / 文春e-book (175件のレビュー)
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toradesukantia55
柚月さんの作品を読むのは2作目。 初めて読んだ『臨床真理』が強すぎて敬遠していた。 今回のミカエルは、ダヴィンチをイメージしており 心臓外科の手術は、移植のイメージとかぶる。 ストーリーとしては驚くほ…どの作為ではなく、 たぶん、そうなるよね・・・といった感じ。 昭和感があちこちに漂うから、読みやすいけど 推理できてしまうかな。 真木の人間像をもう少し深堀ってほしかったし、 西條も独身のままでよかったような気がしないでもない。続きを読む
投稿日:2024.04.16
リラ
難しい医学用語が多かったのに続きが気になってあっという間に読了。 主人公の天才心臓外科医たちの心情や描写がすごい。
投稿日:2024.03.06
LULU
北海道中央大学病院に勤める西條は、手術支援ロボット「ミカエル」を使った心臓手術のスペシャリスト。 患者のダメージを最小限に抑え、短時間で結果を出せるその術式は、理想の医療を実現するするために必要不可欠…なものであると考えていた。 ある日、辞職する教授の後任に、ロボットを使わず従来の術式で高く評価されている心臓外科医の真木が就任する。 真木を推薦したのは、ロボット支援下手術を推進していたはずの病院長、曾我部だった… なんだろうこの引力… ミステリーというわけでもないのに先が気になって仕方がなかった。 見えない力に引っぱられるように、けっこう分厚いこの本を2日で読んでしまった。 とにかく描写がすごい。 専門用語がたくさん出てくるのにわかりやすい。 これまでに読んだ柚月裕子さんの作品は、将棋の棋士、刑事、家裁調査官と、どれも全く違う世界の主人公だ。 それでも毎回、その世界にどっぷりと浸れる描写力に本当に驚かされる。 この作品は、西條のその後を読者の想像に委ねる形で終わっている。 ここは好みの分かれるところだと思うが、希望が持てるエピローグ、とてもよかった。続きを読む
投稿日:2024.02.19
みーば
大天使ミカエルが、命の現場で戦う医師の姿に重なり、 とても感動的なストーリーだった。 ライバルというものは、 同じくらいの実力があってこそ競え合うもの。 嫉妬心も、相手がすごすぎては持たないだろう。… 大谷翔平に対してのように、憧れしか感じないと思う。 二人の医師は、まさにライバル。 どちらも根底には命を救いたいという思いがある。 辛い過去や生い立ちが似ているからこそ、 お互いの実力を認め合えているからこそ、 反発しつつ、切磋琢磨できる。 手術支援ロボット、最先端医療はこれからもますます進歩するだろう。 機械は、人が作ったもの。 改良を重ねて完璧にしようとしても、 時には欠陥がでたりする。 まして、医療機器であれば、生死に直結する。 目の前の命を救うのが病院だが、 収益がなければ、経営ができなくなるのも現実。 西條と少年航との、触れ合うシーンは、 とても暖かく感じた。 家族や周りの人に、ずっと気を使っていた航に、 生きようとする心が芽生えてこそ、手術を成功させた。 ぜひ、映像化してほしい。続きを読む
投稿日:2024.02.14
陽子の本棚
読み応えのある作品 手術支援ロボットを扱い心臓手術を開拓していく新進気鋭の医師 ドイツの有名な病院から帰国した医師 病院の未来を二人を天秤にかけて 決めようとする病院長 そして週刊誌の記者 一人の子供…の手術を通して協力した 二人の医師 二人を育ちは似通っていて 辛い子供時代を生きていた でも患者や医療に向き合う姿勢は 似通っていた すごいヒューマンなストーリーで 久しぶりに心に沁みた 続きを読む
投稿日:2024.02.07
ハルめめ
手術支援ロボット「ミカエル」を操る心臓外科医、西條。ミカエルに隠された真実を目の当たりにした時、西條の医師としての誇りや矜持は…。中盤まで少し手が進まなかったけど後半、展開が動き出してからは俄然面白く…なりました。続きを読む
投稿日:2023.11.09
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