【感想】邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season6

服部昇大 / スピネル
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
5
4
1
0
0

ブクログレビュー

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  • かおり@iRoakg

    かおり@iRoakg

    虫が演じるロミオとジュリエットって、……そんなもの存在するのか? そして空気を読まない女・邦キチすげぇ!

    投稿日:2023.07.16

  • hazel8483

    hazel8483

    あいかわらず
    ほとんど観てない作品ばかりなのに
    なぜこんなに楽しい(笑)

    エヴァにまつわる恋物語が微笑ましいわ。
    好きな趣味を仲立ちにするっていいね。

    しかし、部長。
    もう少し洋画のネタも頑張れ〜
    『羊たちの沈黙』くらいしか出てこなかった…。
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    投稿日:2022.01.29

  • clamamus

    clamamus

    このレビューはネタバレを含みます

     ネット連載でも好評だった(らしい)シンエヴァをめぐる三部作が収録された6巻である。

     旧エヴァ時代のファンだった化学担当の江波先生の思い出を軸に展開されるエヴァ編は、大人のじくじくした恋愛を描いた名作回だ。
     かつて存在したエヴァンゲリオン研究部での、ギャルな先輩・中峠との微妙な(エヴァを通じた)関係性は、中年層にちょっと刺さりすぎる鋭角である。
     結末まで含めて、実に充実した三部作だった。
     ちなみに書籍版描き下ろし「GAMERA1999」ではそんな二人のデート風景が描かれた回となっているので、ネット連載読者にもお勧めしたい回である。

     しかし、中峠先輩は絶妙に大人美人感のある素敵なギャルであり、オタクに優しいギャルをお求めてのオタクも満足なキャラ造形だろう。
     そんなの関係なく、普通に優しい先輩としても素敵な先輩だとは思うが。

     エヴァ以外でも、邦画の「スマホを落としただけなのに」や時代劇系コメディを総括した「サムライマラソン」、あるいはドラ泣き解説の「STAND BY ME ドラえもん」など、ネタは濃厚である。
     特にマニアックな「ネズラ1964」や「GAMERA1999」といったドキュメンタリー映画の紹介もまた面白い回だった。

     海外物でも「パッドマン」(※バットマンではない)は興味深い作品の紹介である。
     意義深いテーマの映画でありながら、インド映画特有のパワーを感じられる紹介はさすがの一言である。

     邦キチさんと部長の微妙な関係もまた、演劇部を通じてさらに微妙さを増している。
     その合間に登場した演劇部部長・初台真琴もまた、良い感じにキャラの立ったヅカ風キャラ。
     彼女の「イケメン風女子が見せる女の子らしいムーブ」に心ときめいた読者も少なからずおられただろう。良いキャラである。

     今回も楽しく読ませていただいた。星五つで評価したい一巻である。
     細かいところだが、あとがきとして書かれた文章もまた質が高い。
     これだけでも(ネット連載読者も)単行本を買う価値があるかもしれない、創作する人にはとても大事な心得が読めるあとがきだった。
     そこも加味すると、星六つで評価した方がいいかもしれない。

     なお、シーズン7も連載が完了したようなので(2021年12月現在)、次巻も楽しみに待ちたい。

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    投稿日:2021.12.17

  • DJ TECHNORCH

    DJ TECHNORCH

    こんなに面白く映画紹介なんて出来ますか?観たことある映画も結構出てくるんですけど私にはとてもじゃないですがこんなに面白おかしく説明できないし、何よりそれが皮肉とか貶しとかじゃなくてマジでその映画観たくなる面白さじゃないですか、凄すぎ。続きを読む

    投稿日:2021.12.06

  • まっしべ

    まっしべ

    コロナと映画業界。
    邦画・洋画その他問わず公開延期が相次ぎ、一時は映画館も休業を余儀無くされ、新たな作品の制作・撮影なども休止したりと影響は広範に及び、映画を題材にしているこの漫画も当然打撃を蒙った。

    …と、不穏な幕開けだったseason6だが邦キチは至って通常運転、一発目から『ネズラ1964』という強烈な作品で大いに笑わせてもらった。

    このseasonは26年に渡りエヴァによって人生を左右されたと言っても過言ではない江波と中峠、元エヴァ研OBのふたりの人生補完がメイン。
    おめでとう!
    旧劇冒頭の「最低」なシンジ君については一切触れられなかったな。

    あとは何と言っても9本目『虫が演じるシェイクスピア ロミオとジュリエット』だろうか。今までになく一際狂気を感じる。同時上映作『ダンサー・イン・ザ・シャーク』もタイトルから既に不穏さがダダ漏れ。鮫か…。

    ヤンヤンは素足に上履き履くタイプなのか。インド映画はまだまだ金脈が眠っていそうだな。


    1刷
    2021.10.17
    続きを読む

    投稿日:2021.10.17

  • キュアダイエットおじさん

    キュアダイエットおじさん

    初期のころは、とりあえず面白映画の紹介をして、その映画自体の持つパワーをそのまま起承転結にして物語を作っていたような印象だった。
    でもここ数巻は、映画の面白紹介は味付けのような感じで、キャラやストーリー展開を中心にしてちゃんとマンガとして仕上げてきているような気がする。
    んで、初期のおバカ映画紹介が好きだった自分は、ここ最近のお話の作り方にいまひとつ乗りきれないでいた。
    乗りきれないでいた、のに、なんかしらんが今巻がめちゃくちゃ面白かったのよね(笑
    なんかもう、表紙の邦キチの表情からしていいよね。好き。
    続きを読む

    投稿日:2021.10.08

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