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北中正和 / 新潮新書 (10件のレビュー)
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総合評価:
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名無し
一歩引いた感じのビートルズ本 色々なワールドミュージックからの影響を指摘 アイルランドとの延縁 インド、スキッフル、スカなど YouTubeで再生しながら読む
投稿日:2023.05.05
mimizuku0125
ビートルズの本はあまたあるが、この本では、ビートルズが影響を受けた音楽やその当時の英国の音楽事情に焦点を当てた一冊。ビートルズの音楽自体にのみ興味がある人には、お勧めできません。私は、充分楽しめました…。続きを読む
投稿日:2022.09.07
ありんこゆういち
タイトルそのまんまですね。ビートルズの全部を網羅しているダイジェスト版かと思ったら、ビートルズの原点というか、影響元の話が主でした。なのでこれを楽しめる人は相当な通になるでしょう。僕はそこまでではない…のでこれは範疇外だったかもしれません。 しかしビートルズが地元でどんな音楽を聴いて、どんな空気感の中で音楽活動していたかを知れるのが興味深い。前史的に感じる古いポピュラーミュージックから、今聞いても古びないエバーグリーンな音楽を作り出した彼らに感謝。続きを読む
投稿日:2022.05.16
ikki1982
ビートルズがこんなにも幅広い音楽から影響を受けていたとは知らず、驚かされました。『リビルバー』『サージェントペパーズ』あたりの録音の背景が特に興味深かったです。
投稿日:2022.05.07
reso100
ビートルズには思い出がたくさんあるが、本書は彼らの音楽の根源を探っている感じだ.Please Please Meから次々に異色の曲を連発してきた訳が解き明かされている.特異なアイデアを握りつぶさなかっ…た周囲の人々、さらにそれらを前向きに実現させていく実行力等々.高校生時代には学校や教育委員会から冷たい眼差しで見られていたビートルズだったので、運動会の仮装行列で演じたものの卒業アルバムからは削除されていた.続きを読む
投稿日:2022.02.22
poron330
ビートルズの音楽をロックやポップスだけでなく、より広いワールドミュージック視点で論じている。ビートルズ本を読んでいれば必ず出てくる「スキッフル」(ほら変換すらされない)なるジャンル。ジョージマーティン…も最初はスキッフルバンド”ヴァイパーズ”をプロデュースし、リバプール民謡でBBC放送禁止のマギー・メイをヒットシングルのB面に載せた。でも今はYouTubeで見て理解できる。当時の背景として重要なのはイギリスでも徴兵制があったり、フランスと組んでエジプトに侵攻(1956年)したりして、WWⅡ後間もないし、ビートルズメンバーにとっても戦争は身近な問題であった。また、人種としてメンバー4人ともアイルランド/ケルト系の血筋をもっている。日本人にはピンとこないが、アイルランド系への差別は相当ひどいものであったらしい。で、音楽的にもそんな民族的な風味や、ジャズやリズム&ブルースなどの黒人ミュージックの要素に大きく影響を受け、カントリーや更にはインド音楽なども取り入れており、そのようなところが他のロックミュージシャンとは圧倒的に異なるのではないだろうか。 当時ロックは相当嫌われており、音楽を通じて黒人と白人の若者が交流することに不満だった大人たちは「ロックンロールは白人の子供を黒人レベルまで堕落させる」とか「悪魔の音楽」「共産主義者の陰謀」とか散々の論評だったらしい。 カバー曲のツイスト・アンド・シャウト:アイズレーブラザーズ、ロング・トール・サリー:リトル・リチャード、ロール・オーバー・ベートーベン:チャック・ベリー、プリーズ・ミスター・ポストマン:マーヴェレッツ等も今はYouTubeで見られる。続きを読む
投稿日:2022.02.20
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