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小川一水, 川野芽生, 宮内悠介, 宮澤伊織, 小田雅久仁, 高山羽根子, 鈴木力, 溝渕久美子, 松樹凛 / 東京創元社 (7件のレビュー)
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やすお
なかなか濃いSFアンソロジーでした。表題作の「時間飼ってみた」で笑わせてもらい、「ラムディアンズ・キューブ」で訳が分からない世界に連れていかれという体験をした。個人的に意思版好きな作品は「神の豚」(溝…渕久美子・著)です。SF感は少ないという評価もあるようですが、将来起こりえる政治・生活を予見して人間の業をきちんと表現したような純文学に通じる作品だと感じました。続きを読む
投稿日:2024.01.28
keixinhu
幅広いアンソロジー。宇宙モノは無かったが、理不尽、インナースペース、動物モノと様々。気が付いたらブエノスアイレスにいるとか理不尽系が面白かった。 表題作の「時間飼ってみた」は火浦功のようなドタバタとし…た展開。面白いけど完全に理解してるかは怪しい。続きを読む
投稿日:2022.04.11
熊本 ててんご
やっぱりSFは、最高と思わせてくれる。想定外の景色が頭に思い浮かぶ。そして上手く騙された事が心地よい。こんなストーリー考えつくなんて。
投稿日:2022.01.09
vivahorn
東京創元社の日本SFアンソロジーシリーズ「Genesis」、毎年刊行されるこのシリーズもこれで4冊目となる。いつもこの本が出るのを本当に心待ちにしてきており、申し分なく期待どおりの作品集となっている。…このアンソロジーには有名なSF作家、新人SF作家が執筆しているのでいつも時間をかけて読んでいる。 短編が多い中、一番スペースを割いていたのが小田雅久仁の「ラムディアンズ・キューブ」で、私はこれが一番面白かった。この方のお名前はあまり覚えていなかったが、今回の作品でとても興味を持った、読み終えて直ぐに先々月出版された「残月記」を購入した。刊行されて間もないのに重版が出ていたということは、やはり人気がある作家なのだろう。もしかしたら、私にとって注目すべき作家となるかもしれない。それは「残月記」にかかっているので慎重に読み進めていきたいと考えている。 このアンソロジーには、毎年行われる創元SF大賞の受賞作(正賞・優秀賞各1作品)が掲載される。今回は残念ながら私の琴線に触れるものはなかった。また、今年の年末に期待したい。続きを読む
投稿日:2022.01.03
REM
2021-12-29 なかなかバラエティに富んだ短編集。日本SFの奥行きの深さを感じる。 創元SF短編賞の歴史を読んで、だいぶ読んでない作家がいるなあ、と実感。そしてまた積読の山が高くなるのかなあww…w続きを読む
投稿日:2021.12.30
るこ
SF。短編集。 作品によって、けっこう好みが別れた印象。 好きだった作品は、小川一水「未明のシンビオシス」、宮澤伊織の表題作。 表題作の突飛なアイディアがとても好き。 受賞作2作では、個人的には溝渕久…美子さん「神の豚」がわりと好み。ちょっと高山羽根子さんっぽい?続きを読む
投稿日:2021.12.25
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